超高齢者看護と看護倫理 倫理的課題をとらえなおす
発売日:2025年7月
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商品説明
超高齢者への医療のあり方や日々のケアにおいて、見すごされているけれど、じつは本人にとっては大切な事柄・思い。そんな“もやもや”を、6つのテーマ/全26項目の事例から見つめます。
超高齢社会に至ったわが国で,いま必読の1冊
❖ 安全を優先するあまりに,高齢者に行動をがまんしてもらう
❖ 高齢者の能力を低く見積もり,手厚い看護計画を立てる
❖ 意思表示は難しそうと判断し,高齢者の家族にだけじっくり話を伺う
高齢者や認知症のある人への看護・ケア場面で,このような対応をみかけることはありませんか。
対象が成人患者であれば取らないであろう方法で,高齢者の看護・ケアにあたってしまう場面が,病棟や在宅,施設でみられているかもしれません。
よかれと思った看護・ケアでも,倫理的視点から振り返ると,見直すべきかかわり・課題が浮かび上がってくる場合があります。
医学的対応に限らない,日々のケアにみられる日常倫理をとらえなおす
そのきっかけに,またその手引きに,本書をぜひお役立てください。
日本の高齢者の心身機能は向上しています。また疾病の治療効果は高まり,疾病があったとしても自己管理できるようになっています。いまや前期高齢者は成人後期といえなくもないでしょう。
そこで本書では,85歳以上の超高齢者を老年期の特徴をもつ看護の対象であるととらえ,事例の分析や振り返りを行いました。
超高齢社会での看護・ケア場面に際して,エイジズム(年齢による差別意識),あるいは認知症の人に対する偏見や差別意識に基づく対応をしてしまっていないか,本書をご参考に,ぜひ振り返ってみていただければ幸いです。
目次
<I章 総論>
1老年看護と看護倫理
高齢者に対する認識と倫理的課題
さまざまな老年看護の場に生じやすい倫理的課題
2老年看護の場における倫理的課題をとらえ,解決するための基礎知識
高齢者の権利保障
意思決定支援
老年看護の場における倫理調整のためのアプローチ方法
3倫理的実践に向けた取り組み
倫理的感受性を高める看護師教育とその成果
超高齢者を看護するうえでの倫理的行動尺度の活用に向けて
倫理的課題にどのように向き合っていくか
<II章 超高齢者への看護場面にみられる倫理的課題>
※本書掲載の事例はすべて架空の事例です
※事例内の患者例はすべて仮名であり実在しません
【倫理的課題1 高齢者本人以外が優先される】
夜間に眠れるようにするために,疲れていても日中は起こしておくほうが患者のためなの?
「ベッドに戻りたい」と訴えているのに…
症状が改善してきているのに,離床センサーを使い続けていいの?
本人も「監視されているみたい」といやがっているのに…
病院の規則を優先して,最期が近い終末期高齢者の望みに向き合わないままでいいの?
会いたいと願う人に会えないまま亡くなるかもしれないのに…
家族の意向が優先されて療養の場が決定されていいの?
本人の意向を聞き取っているのに…
摂取量を増やそうと全介助することが患者のためになるの?
時間をかければ自分で食べられる人なのに…
【倫理的課題2 身体拘束】
自己抜去防止の身体拘束が継続されていることに,誰も疑問を抱かないの?
本人ははずしてほしいと希望しているのに…
深夜,不穏状態だからと薬で眠らせたけれど,これって薬物による拘束じゃないの?
昼間も眠ってしまっているのに…
1人で行動しないことを強制できるの?
1人でも歩けるし,行動せずにはいられない人なのに…
ほか
商品詳細
- 出版社名
- へるす出版
- サイズ
- 26cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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