逆格差論、名護市長岸本建男と象設計集団が遺したもの
発売日:2025年7月
- ページ数
- 300p
- ISBN
- 978-4-8460-2456-7
- 著者情報
- 菊地 史彦(キクチ フミヒコ)
戦後史研究者・文筆家。1952年、東京都生まれ。1976年、慶應義塾大学文学部卒業。同年、筑摩書房入社。90年、退社し、編集工学研究所などを経て、99年、株式会社ケイズワーク設立、代表取締役に就く(〜2024年)。2017〜23年、東京経済大学コミュニケーション研究科講師
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商品説明
忘れられた沖縄の思考は再び蘇るのか?名護、今帰仁、宮代。画期的なまちづくり計画とどこにもない建築を生み出した“山原の奇跡”。そこから現れた一市長の苦渋の選択と、地域の自立を見つめた昭和・平成・令和の物語。
忘れられた沖縄の思想は再び蘇るのか? 画期的なまちづくり計画とどこにもない建築を生み出した“山原の奇跡”。
そこから現れた一市長の苦渋の選択と、地域の自立を見つめた昭和・平成・令和の物語。
目次
はじめに―「格差」と「豊かさ」への視点
沖縄で起きたこと/格差の再浮上/高度成長と所得格差/楽しい日本へ?/物語の筋書き
第1部 主人公たちの前史
第1章 沖縄から来た青年―揺れる早稲田で岸本建男の印象/沖縄問題への覚醒/ボーイ・ミーツ・ガール/大学院と沖縄闘争/世界を巡って見たもの
第2章 「象」はどこから現れたか―吉阪スクールの流儀
建築は自由である/U研の日々/大島元町復興計画/「発見的方法」の発見/二一世紀の日本列島を描く/象設計集団の誕生
第2部 山原の奇跡
第3章 岸本建男、「象」に遭う―物語の始まり
一九七一年秋、那覇の街で/「象」が沖縄に上陸した頃/恩納村、幻の基本構想/名護への帰還
第4章 それは「逆格差論」と呼ばれた―第一次名護市総合計画
「逆格差論」のメッセージ/「反」ではなく「逆」/「自立経済」の戦略と戦術/「逆格差論」の背景/何がどのように語られたか/「山原型」の土地とこころ
第5章 名護の梁山泊―二つの環の交わり
企画室のアフターファイブ/地域自治研究会の活動/埋め立て地を公園に!/「21世紀の森」と自力建設/もう一つの梁山泊/交流と共感
第6章 沖縄の建築とは何か―公民館と市庁舎
今帰仁村への旅/草の屋根と赤い柱/全国二段階コンペ/異例ずくめのコンペ要項/四本柱のせめぎ合い
第3部 大渦に巻き込まれたまち
第7章 復帰の後の後―一九八〇年代の変化
「ぶりでぃ」の昂揚/「名護テーゼ」の影響力/変化は静かに急速に/新市長のまちづくり/「象」の撤退
第8章 「苦渋の決断」―辺野古問題と名護市長
濁った渦/建男、最初の市長選/受け入れの七条件/彼はどんな人物だったか/北部に賭ける/サミットが見せた夢
第9章 岸本建男とあの時代―たたかいの日々
市長が背負ったもの/名護はどうやって食うか/翻弄され続けるまち/最後のたたかい/書き残さなかった男
第4部 共にする豊かさへ
第10章 宮代町の物語―進修館は生きている
不思議な建築/齋藤甲馬のまち/世界のひとつの中心/冒険する小学校/ ほか
商品詳細
- 出版社名
- 論創社
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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