銀行の提案を鵜呑みにしない事業承継の疑問

川原大典/著

発売日:2025年6月

  • 銀行の提案を鵜呑みにしない事業承継の疑問
  • 銀行の提案を鵜呑みにしない事業承継の疑問
ページ数
196p
ISBN
978-4-344-94863-1
著者情報
川原 大典(カワハラ ダイスケ)
1975年生まれ。愛媛大学法文学部経済学科卒。東京書籍株式会社を経たのち、2001年よりみどり合同税理士法人グループに入社。2004年よりみどり財産コンサルタンツに所属し、経営者と資産家のための資産保全・財産承継コンサルティング業務を担当。2014年4月代表取締役社長就任。クライアントの「希望を実現する」「経済的利益を得る機会を提供する」をミッションとし、税財務に関連する課題を解決することに集中特化し取り組む。どの金融機関にも属さない独立系コンサルティング会社の強みを活かし、顧客第一主義の課題解決提案を実践、クライアントから高い評価を獲得している。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。M&Aシニアエキスパート

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商品説明

銀行は事業承継のプロフェッショナルではない!?正しい知識を身に付け、複数の選択肢から比較検討することが、事業承継の成功には不可欠!「不動産・保険を活用して相続税の節税ができる」「ホールディングス設立はメリット大」は本当か?事業承継で陥りやすいワナと正しい選択肢を税務・財務のエキスパートが解説。銀行の提案を疑え!

大事な事業承継
本当に銀行任せで大丈夫ですか?

ホールディングス設立、保険・不動産活用による相続税対策……
銀行が提案する事業承継に潜む落とし穴を、税務・財務の専門家が徹底解説!

長年にわたって情熱を注ぎこみ、経営してきた会社を次の世代にいかにして承継するか――。事業承継は企業経営者にとって避けては通れない大きなテーマの一つです。事業承継を進めるにあたっては、会計・税務・法務といった多分野の専門知識が必要不可欠ですが、著者によると「長い付き合いだから、うちの事はよく分かっているはず」という理由でメインバンクや顧問税理士などに相談する経営者が少なくないといいます。特に経営者にとって相談しやすいのは取引のあるメインバンクですが、その提案は自行の利益を優先したものであることが多く、必ずしも企業にとって最適な事業承継の方法とはなっていないケースもあると述べています。

著者は20年以上にわたり、オーナー経営者の相続・事業承継と節税に特化した税財務コンサルティング会社で、税務と財務の両面から事業承継をサポートしてきました。そのなかで、多くの経営者が銀行から提案された事業承継プランを鵜呑みにし、そのままでは損をしかねない状況に陥っているのを目の当たりにしてきたといいます。

例えば銀行が提案してくることが多い「ホールディングス設立」は、一見経営の効率化や相続税対策に有効なように思えますが、実際には銀行が融資を拡大するための口実として利用されるケースも少なくありません。また「不動産や保険を活用した相続税対策」も、会社にとっては資産の流動性を低下させたり、かえって税負担を増やしたりしてしまう可能性があります。さらに近年増加しているM&Aによる事業承継も、自行への手数料を目的とした、売り手企業にとって不利益なM&A提案を行うことがあるといいます。著者はこうした銀行の提案を鵜呑みにせず、自社にとって本当に最適な方法を選択するには、経営者自身が事業承継に関する正しい知識を身につけることが不可欠であると述べています。

本書では、事業承継に当たり金融機関が一般的に行う提案の落とし穴を明らかにし、本当に検討すべき選択肢とその内容を解説しています。ホールディングス設立、不動産や生命保険を活用した相続税対策などについて、さまざまな角度からメリット・デメリットを分析しているほか、著者が関わった事例を通して実際に経営者が陥りやすい失敗とその回避策、最適な承継スキームの見極め方を具体的に紹介しています。

事業承継とそれに関わるさまざまな課題について理解し、自社にとってより良い選択をするためのヒントが詰まった一冊です。

目次

はじめに  

第1章 銀行の提案が最適とは限らない
事業承継で経営者が注意すべきポイント
銀行にとって事業承継支援は収益性の高いビジネス  
銀行の提案は最適なのか?  
銀行の提案だから大丈夫という思いこみを捨てる  
税理士・会計士への相談は事後が多い  
相続税を扱いなれた税理士・会計士は多くない  
積極的に節税提案しない税理士も多い  
相続専門の事務所以外では対応が難しい  

第2章 「持株会社を設立すれば節税できる」は本当か?
銀行が提案する持株会社スキームとは?  
異常に大きくなる本業法人の資金負担  
持株会社スキームが与える長期的影響
持株会社スキーム以外の自社株式移動手段 
3つの手段の比較  
持株会社化を検討してもいいケース  
株式移転という選択肢  
株式移転による持株会社設立のメリット  
持株会社を作っても節税にはならない  
銀行が提案する持株会社スキームが適している場合もある  

第3章 「不動産を活用して相続税の節税ができる」は本当か?
不動産が相続税対策に有効な理由  
不動産に投資するとなぜ財産評価が下がるのか
どんな不動産を選べばよいのか  
法人で不動産を取得して自社株式の評価を下げる  
借入が相続税対策になる?(個人編)  
借入が相続税対策になる?(法人編)  
借入はほどほどに  
不動産投資のリスク  
不動産の情報を誰から入手するか  

第4章 「保険を活用して相続税の節税ができる」は本当か?
基本中の基本は「死亡保険金の非課税枠」の活用  
生命保険契約を活用するときの注意点  
「保険料の贈与」による相続税対策  
贈与の適正額をもとにプランを考える  
保険料贈与プランは長期サポートをしてくれるアドバイザーに頼む  
法人が検討すべき生命保険とは  
従業員向けの養老保険は効果をよく考えて  
相続を見越した保険の使い方 

ほか

商品詳細

出版社名
幻冬舎メディアコンサルティング
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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