裁判のための法医学入門 科学的証拠に基づく司法鑑定の確立を

本田克也/著

発売日:2025年6月

  • 裁判のための法医学入門 科学的証拠に基づく司法鑑定の確立を
  • 裁判のための法医学入門 科学的証拠に基づく司法鑑定の確立を
ページ数
308p
ISBN
978-4-87798-888-3

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商品説明

法医学は、テレビドラマなどでは、殺人事件の死因をいとも簡単に解明し、事件解決に導くカッコいい学問として登場する。しかし、実際の事件では、さまざま要因が絡み合って、死因や凶器の特定はそう簡単ではない。冤罪・再審事件ともなれば、検察側と弁護側の鑑定医の意見が対立することさえある。著者は、東京都や大阪府で監察医として数々の検案・解剖、足利事件、飯塚事件、袴田事件など再審事件で鑑定を行ってきた。そうした経験に基づいて、死体解剖やDNA鑑定などの事例と下山事件など戦後著名事件を題材にして、法律家のために、医学一般を踏まえた、法医学の知識と論理を案内する。

目次

第1部 事例で説く法医学の基礎

第1章 科学としての法医学とは何か
1 事実の論理を説く法医学
2 科学としての法医学
 (1) 生き埋めか、死後埋められたか
 (2) 死因不明の変死体
 (3) 「科学的証拠」とは何か
 (4) 鑑定人の二重の主観
 (5) 科学的証拠を判断する専門家の主観(能力)
3 事実に語らせる法医学

第2章 犯罪死を見極めるために
1 自他殺の鑑別
 (1) 自殺か自殺の偽装か
 (2) 法医学的な検死
 (3) 解剖の限界
2 解剖生理学的な外傷論
 (1) 殺意の判断
 (2) 刃物の動きを解明する
 (3) 本当の死因は何か
3 解剖生理学を踏まえた科学的解剖
 (1) 事例1―偽装自殺
 (2) 事例2―自殺か他殺か
4 誤判を防ぐための法医学

Column 1 法医学の啓蒙に貢献した書物

第3章 死体に見る生命現象の痕跡――「生活反応」とは何か
1 日本の法医学のルーツを探る
 (1) 法医学の教科書
 (2) 「生活反応」についての記述
2 生活反応をめぐる論戦
3 傷の生活反応はむしろ止血にある
 (1) 出血斑における血液凝固
 (2) 鑑定書に、判断根拠と判断論拠が提示されているか

Column 2 小説や映画に見る法医学

ほか

商品詳細

出版社名
現代人文社
サイズ
21cm
フォーマット
単行本

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