山脇道子バウハウス回想集
発売日:2025年6月
- ページ数
- 333p
- ISBN
- 978-4-622-09796-9
- 著者情報
- 山脇 道子(ヤマワキ ミチコ)
1910年、裏千家の茶人の長女として東京・築地に生まれる。東京女子高等師範学校附属高等女学校卒業後、1928年、建築家・藤田巖と結婚。1930年、巖とともにドイツの造形学校バウハウスに入学、初の日本人女子留学生として織物科で学ぶ。1932年、ナチの台頭を前にして帰国。1933年、「山脇道子バウハウス手織物個展」開催(資生堂画廊)、新進気鋭のテキスタイル・デザイナーとして脚光を浴びる。1936年、「第一回帝国美術院展覧会[帝展改組一回展]」第四部・美術工芸に入選。戦後、昭和女子大学文家政学部被服美術学科や日本大学芸術学部美術学科で講師をつとめた。2000年、90歳で逝去
川畑 直道(カワハタ ナオミチ)
1961年、長崎県生まれ。グラフィック・デザイナー
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商品説明
「ア!これはいける」出合ったのは、シンプルで機能的、素材が空間と調和して自然の響きの宿るテキスタイル。戦前ドイツの伝説的造形学校デッサウ・バウハウス唯一の日本人女子留学生の経験。
ナチズム前夜、ヴァイマール期ドイツに花開いた最先端の造形学校バウハウス。留学生としてモダニズムを痛快に生きたテキスタイル・デザイナー山脇道子(1910-2000)のエッセー20編を収める。
1930(昭和5)年、建築家の夫・巖とともに、ニューヨーク経由、大西洋航路でデッサウ・バウハウスへ。予備知識もなく門をくぐったが、「ア! これはいける」。シンプルで機能的、「芸術と技術の統合」をめざす教育に、東京・築地で茶人の家に生まれ育った道子は茶の湯と共通する感覚を見出したのだった。
カンディンスキーやアルベルスに基礎課程を学び、織物科に進級。帰国後、「図案を織る」から「素材を織る」へ、日本の織物に新しい視野を開いた。
やがて晩年、機能主義に息が続かなくなって、抜け道や無駄、「間」を求める心がきざす日々にも、思い出すのは懐かしい師や友たちのこと。
巖がバウハウス校内で撮影した貴重なスナップ写真を含む図版130余点、編者による評伝と年譜を付す。
目次
バウハウスの一研究生として
日本と逆にゆくドイツの新興織物
バウハウス織物の話
バウハウスの織物について
バウハウスの新標準文字
室内設備と織物
新しい手織物
バウハウス・デッサウの思い出
楽しみ――織物
建築用織物について
婦人と工芸について
五月三一日夜のグロピウス御夫妻
アルベルスの思い出
我が師カンディンスキー
バウハウス・デッサウと私
バウハウスとそのデザインについて
バウハウスに学んで
バウハウスでの学生生活
デッサウ・バウハウス四方山ばなし
わたくしのものさし
解説
年譜
文献
商品詳細
- 出版社名
- みすず書房
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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