「ナル的表現」をめぐる通言語的研究 認知言語学と哲学を視野に入れて
発売日:2025年3月
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商品説明
日本語の動詞「ナル」は、主に事物の「出来(例:実がナル)・変化(例:氷が水にナル)」を専用に表すが、ユーラシアの諸言語にもこうした「ナル相当動詞」があり、「主格/ゼロ格」を伴って「出来」を表し(例:実(が)ナル・氷が水(が)ナル)、派生的に「変化」の意味を表す。本書はこうした「ナル・ナル相当動詞」を伴う「ナル的表現」をめぐる28言語の調査結果と、記述言語学・認知言語学、および哲学の観点に基づく論考47本を収める。
目次
第1章 「ナル的表現」研究の現在(調査項目の分析
「ナル的表現」とは何か 出来・存在・変化の観点から考える
『星の王子さま』から見えること)
第2章 世界の「ナル的表現」(現代日本語の「ナル表現」 主観的把握の観点から考える
日本古典文学における「ナル表現」
朝鮮語の「ナル的表現」の諸相
モンゴル語の「ナル的表現」 ほか)
第3章 「ナル的表現」の言語学的考察(「ナル的表現」と事態把握
言語類型論から見た「ナル的表現」
翻訳小説の文末のol-/bol-/bo‘l-の数量的比較 トルコ語、アゼルバイジャン語、ウズベク語訳の『星の王子さま』 ほか)
第4章 「ナル的表現」の哲学的考察(創世記1章1節―2章3節と出エジプト記3章における動詞h-y-h
「ある」の哲学、そして「なる」の神学 永遠と時間とのはざまで何が語られうるのか
アラビア哲学における存在と生成
サンスクリット古典文法学に規定される動詞複合語 「状態の変化」を動詞形に表現する事例のひとつとして)
商品詳細
- 出版社名
- ひつじ書房
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
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