ファシストたちの肖像 社会的〈力〉と近代の危機
発売日:2025年8月
- ページ数
- 621,42p
- ISBN
- 978-4-560-09168-5
- 著者情報
- マン,マイケル(マン,マイケル)(Mann,Michael)
1942‐。歴史社会学の分野で広く知られる英出身の社会学者。1963年オックスフォード大学で現代史の学士号を取得、1964年に同大で行政・社会政策学のディプロマを修了。1971年、同大で社会学の博士号を取得。オックスフォード大学、ケンブリッジ大学、エセックス大学などを経て、1977年ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)社会学部に移り、上級准教授(リーダー)。1987年には米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)に招聘され、社会学部教授として長年教育と研究に従事し、退職後は名誉教授
横田 正顕(ヨコタ マサアキ)
1964年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。修士(法学)。現在、東北大学大学院法学研究科教授。専門は比較政治学
小山 吉亮(オヤマ ヨシアキ)
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平田 武(ヒラタ タケシ)
1964年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程中退。法学修士。現在、東北大学大学院法学研究科教授。専門は、ヨーロッパ政治史
藤嶋 亮(フジシマ リョウ)
1974年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学)。現在、國學院大學法学部教授。専門はヨーロッパ政治史・比較政治
村上 宏昭(ムラカミ ヒロアキ)
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商品説明
イタリア・ドイツ・オーストリア・ハンガリー・ルーマニア・スペインを網羅した、比較ファシズム論の金字塔の待望の翻訳―
比較ファシズム論の金字塔
戦間期ヨーロッパにおいてファシズムの牙城となったイタリア、ドイツ、オーストリア、ハンガリー、ルーマニア、スペイン。これらの諸国がたどった運命は何に由来するのか。
著者は、歴史家が忌避しがちなファシズムに関する一般理論の構築を歴史社会学の立場から試み、四つの基本的な社会的力の交錯物としてファシズムを理解しようとしている。
分析の焦点となるのは、政治体制としての「ファシズム」ではなく、運動もしくは人としてのファシスト、そして彼らの価値観に置かれ、しかもそれらが異常心理や未開への回帰ではなく、近代そのものの一側面を尖鋭に表現していると強調する。
注目すべきは、ファシズムの中間階級テーゼ、ないし下層中間階級テーゼとの対決である。本書が見出したファシズムの中核的支持基盤は、若い男性と国境を脅かされた地域の住民、そして公務員層だった。
近年、権威主義や極右ポピュリズムの台頭といった新たな問題が浮上してきた。歴史的パースペクティブの下に大胆な図式を提示している本書の意義は大きい。
目次
日本語版への序文
序
第一章 ファシズム運動の社会学
第二章 戦間期の権威主義とファシズムの台頭を説明する
第三章 イタリア――元祖ファシスト
第四章 ナチズム
第五章 ナチズムに共鳴した人々
第六章 オーストロ=ファシズム、オーストリアのナチ党
第七章 ハンガリーの権威主義諸派
第八章 ルーマニアの権威主義諸派
第九章 スペインの権威主義諸派
第十章 結論――ファシストの生死を問う
監訳者あとがき
解説(平田武)
付表
註
文献
索引
商品詳細
- 出版社名
- 白水社
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:FASCISTS
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