日本語における一字漢語サマ名詞の研究 「式」と「体」の用法史

島田泰子/著

発売日:2025年5月

  • 日本語における一字漢語サマ名詞の研究 「式」と「体」の用法史
  • 日本語における一字漢語サマ名詞の研究 「式」と「体」の用法史
ページ数
414p
ISBN
978-4-7576-1123-8

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商品説明

文献調査に基づく豊富な実例をふまえ、中世以降の通時的な全体像を描き出す
漢語出自ながらも、年月を掛けて日本語に溶け込み「これしきの」「ありていに」「世間体」ほか多くの語を生んだ「式」と「体」。接尾語用法や熟語形成を含めたさまざまな用法を体系的に整理するとともに、視覚で捉えたサマを言い表すことの本質についても明らかにする。接尾語、形式名詞、文末名詞、包摂性、江戸語、俗語、流行語、平成・令和の新用法、意味論、社会学、社会思想史……多方面の研究に接続する「サマ名詞論」待望の書。

目次

[凡例]
【序論】
 本書のねらいと研究対象、日本語学研究における位置付け
 本書の概要と構成
 本書の立場と観点、術語
 本書の調査方法
  注

【第一部】「式(しき)」
[第一編]一字漢語「式」とその形式化
 第一章 語義派生
  第一節 意味用法の変遷の概観
  第二節 語義派生の時期
 第二章 古記録類における「式」の語の用法
  第一節 文の目的格に立つもの(類型1〜3)
  第二節 文の主格に立つもの(類型4〜6)
  第三節 文の述部に立つもの(類型7〜9・10)
  第四節 類型の整理と分布
 第三章 まとめ
  注
[第二編]近世における接尾語「―しき」
 第一章 「式」の語の接尾語化
 第二章 近世における接尾語「―しき」
  第一節 価値を引き下げるもの
  第二節 価値を引き下げないもの
  第三節 動作を伴うもの
  第四節 まとめ
 第三章 接尾語「―しき」の意味構造についての考察
  注
[第三編]「式」による熟語形成
 第一章 中世から近世にかけて見られる熟語群「X式」
  第一節 皆式
  第二節 合式
  第三節 常式
 第二章 漢語「□式」の異分析・異解釈
  第一節 本式
  第二節 定式
 第三章 熟語「X式」の成立についての考察
  注
[第四編]第一部のまとめと補遺
 第一章 「式」の用法史まとめ
 第二章 近代以降の「式」、昭和末期〜平成初期頃の「式」について
  第一節 連体用法〈「……」式のN〉(Nは名詞)について
  第二節 連用用法〈「……」式にV〉(Vは動詞)について
 第三章 今日における「式2」の衰退と消滅
  注

【第二部】「体(てい)」
[第一編]一字漢語(由来の)名詞「体」
 第一章 現代語におけるサマ名詞「体」とその系譜
 第二章 通時的に見たサマ名詞「体」の歴史
  第一節 中世の記録類における一字漢語「体」
  第二節 近世以降の「体」
ほか

商品詳細

シリーズ名
研究叢書 580
出版社名
和泉書院
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

注意事項

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