不正義の克服 アマルティア・セン『正義のアイデア』を本音で読み解く
発売日:2025年5月
- ページ数
- 295p
- ISBN
- 978-4-7503-5922-9
- 著者情報
- 池本 幸生(イケモト ユキオ)
1956年生まれ。京都大学経済学部卒業、経済学博士。現在、東京大学名誉教授(東洋文化研究所)
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商品説明
不正義が蔓延る現代社会。アマルティア・センは『正義のアイデア』で、ロールズの正義論を批判的に継承しながら、具体的なアイデアで不正義を解決するための方策を考えた。本書では、日本の文脈に即して、不正義を解決するための様々なアプローチを提示する。
目次
はじめに
序章 正義ヘのアプローチ
感情の重要性
公共的推論と理性
理由の複数性
情けは人のためならず
3人の子どもと1本の笛
客観性とそれぞれの立場
理論とアプローチの違い
先験的制度尊重主義の問題点
義務論と帰結主義の対立
制度・行為の正しさと実現された正義
グローバルな正義
第Ⅰ部 正義が求めるもの
第1章 客観性と理性の役割
賢明であることと正義
啓蒙主義の過信と粗雑な信念
アクバル皇帝と理性
止まった時計
アダム・スミスの「公平な観察者」
理性の及ぶ範囲
理性による精査と感情の役割
第2章 ロールズを超えて
センとロールズ
公正としての正義
ロールズの「正義の原理」
ロールズの基本財と自尊心の重要性
ロールズから学ぶべきこと
ロールズの問題点と課題
第3章 制度と個人
2つの立場
社会のあり方と制度
ガルブレイスの拮抗力
制度と帰結
制度と個人の相互依存性
第4章 社会的選択理論と弱者
アレクサンダー大王の会話
社会的選択理論の系譜
先験的制度尊重主義は現実の問題に有効か
先験的制度尊重主義は十分条件か必要条件か
比較アプローチは最善の答えに辿り着けるか
社会的選択理論の7つのメリット
第5章 不偏性と客観性
バークとウルストンクラフト
不偏性と客観性
グラムシと人類学的方法
孤独と正義
閉鎖的不偏性と開放的不偏性
第6章 閉鎖的不偏性の克服
外国と関わる理由
アダム・スミスは功利主義者か、ロールズの誤読
排他的無視(ネグレクト)とグローバルな正義
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 明石書店
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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