焦げついた影
発売日:2025年7月
- ページ数
- 455p
- ISBN
- 978-4-15-210435-9
- 著者情報
- シャムジー,カミーラ(シャムジー,カミーラ)(Shamsie,Kamila)
1973年、パキスタンのカラチ生まれ。米国ハミルトン大学で学士号を、マサチューセッツ大学アマースト校創作プログラムで修士号を取得した。1998年にIn the City by the Seaで作家デビュー。2009年刊の本書『焦げついた影』(Burnt Shadows)は英国でその年の優れた女性作家の小説に与えられるオレンジ賞の最終候補作となり、米国ではアニスフィールド・ウルフ図書賞を受賞した。2018年の『帰りたい』(Home Fire)は女性小説賞を受賞するとともに、ブッカー賞の候補作とのなった
松本 朗(マツモト ホガラ)
上智大学文学部英文学科教授、ワシントン州立ワシントン大学卒、東京都立大学大学院にて博士号取得
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商品説明
1945年8月9日。田中寛子は縁側に立ち、眼前に広がる長崎の美しい山々を見つめていた。「戦争はいつ終わるのかしら?」ドイツ人男性コンラッドとの結婚を目前に控えた彼女はひとりごちた。その瞬間、閃光と爆風とともに世界は消え去った。彼女の背中に鶴の形をした火傷だけを残して。傷心の寛子は、戦後コンラッドの異母姉夫婦を頼って単身インドのデリーに渡る。そこで夫婦の使用人でムスリムの青年サジャッドと知り合い、その知的で真摯な物腰に次第に惹かれていく…。長崎への原爆投下からインド・パキスタン分離独立、ソ連のアフガニスタン侵攻、2001年同時多発テロ事件―激動の現代史に翻弄された日本人女性の生の軌跡を描く圧巻の文芸大作。アニスフィールド・ウルフ図書賞受賞。オレンジ賞最終候補作。
長崎への原爆投下でドイツ人の許婚を失った寛子は、戦後、彼の異母姉を頼って単身インドのデリーに渡る。インド・パキスタン分離独立、ソ連のアフガニスタン侵攻、2001年同時多発テロ――激動の現代史に翻弄された日本人女性の生の軌跡を描く圧巻の文芸大作。
商品詳細
- 出版社名
- 早川書房
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:BURNT SHADOWS
注意事項
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