侘び然び幽玄のこころ 西洋哲学を超える上位意識「新装版」

森神等覚/著

発売日:2025年6月

  • 侘び然び幽玄のこころ 西洋哲学を超える上位意識「新装版」
  • 侘び然び幽玄のこころ 西洋哲学を超える上位意識「新装版」
版数
新装版
ページ数
301p
ISBN
978-4-434-35713-8
著者情報
森神 等覚(モリガミ トウカク)
福岡生まれ。文筆家。思想家。維摩會管長。中学・高校とミッションスクールの西南学院に通い、キリスト教教育を通して聖書と西洋思想に親しむ。高校卒業後、しばらく精神の放浪にて見聞を広めた後、立正大学仏教学部に特待生として入学。昭和54年度卒。卒論は『龍樹研究』で空観に於ける異蘊の解明を論じた。業界紙記者などを経た後アメリカに移住。地球世界の文化を見て歩き人間研究を行なう。後に帰国。釈尊の語られた真理を現代に即した形で説き、50年にわたり3万人以上を指導している。令和6年、森神等覚に改名

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商品説明

あなたは「わび」「さび」が説明できますか?生きた哲学としての「わび・さび・幽玄」を西洋哲学との比較や仏教思想との関係から解説。

あなたは「侘び然び(わびさび)」の違いが説明できますか!?

海外でもwabisabiとして知られる「侘び然び」。日本人の精神の支柱と言われながら、いまや日本人の大半がその説明が出来ないのが現実だ。本書では、その語源に触れ、それらが包含する精神性について明瞭に語っている。
「侘び然び」は、古典の中に登場する貴族やエリートだけのものでも、単なる美意識でもないと著者は述べる。真実の歴史は、常に下層の民衆たちによって創り上げられたものであり、「侘び然び」は民衆の日々の苦悩や忍耐、悲しみの中から生まれたという。大地に生きた人々の苦悩と悲しみを呑み込み、悲しみを和らげて日本人の精神性と人格とを高めてきたものが「侘び」の精神であるのだ。
世界に冠たる日本人の精神性としての「侘び然び幽玄」とは何か。
そこには、デカルトやカントにも勝る「西洋哲学を超える上位意識」としての哲学性が有されているのか―。
その侘びの完成へと向かう意識こそが、日本人が誇り得る世界最高の精神文化であると著者は述べている。終盤は、仏教に精通する著者の真骨頂である。「侘び然び」とは生き様であり、人としての深みや厳しさと不即不離である。
日本人としてのアイデンティティを確立するための必須の書。
※2015年1月刊行の『侘び然び幽玄のこころ』の新装版(同内容)。

目次

序章
「わびさび」の本義
第一章 侘び
「侘び」の世界
第二章 幽玄
陰陽の幽玄
第三章 「わびさび」の語源
「侘び」について
「然び」について
第四章 ヨーロッパに於ける「侘び然び幽玄」
「陽性の侘び」との出会い
ブルーノ・タウトの日本探訪
レナード・コーレンの新潮流
西洋哲学
第五章 「侘び然び」の再定義
世界の「侘び」「然び」へ
独自の知的世界観
美意識の結晶
第六章 「わび」「さび」と仏教思想
「侘び」「然び」は鎌倉末期に確立した
中観と唯識
「侘び茶」の矛盾
第七章 鈴木大拙の孤絶
大拙の悟り
孤絶観と悟り
第八章 茶の始祖一休
「侘び然び」を醸成した時代
俗に聖を見出し得なかった一休
第九章 無常
侘び然びの根源へ
無常俳人
第十章 侘びと悟り
己が人生の意味を問う
悟りへ向かう意識

商品詳細

出版社名
桜の花出版
サイズ
20cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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