西洋へのまなざし/日本へのまなざし 日欧文化関係史への招待

野村啓介/編著

発売日:2025年3月

  • 西洋へのまなざし/日本へのまなざし 日欧文化関係史への招待
  • 西洋へのまなざし/日本へのまなざし 日欧文化関係史への招待
ページ数
276,9p
ISBN
978-4-623-09892-7
著者情報
野村 啓介(ノムラ ケイスケ)
1965年福岡県生まれ。現在、二松學舍大学文学部歴史文化学科教授

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商品説明

日本の近代化(西洋化)はいつ始まったのだろうか。一般に「ペリー来航」を契機として語られることが多いものの、日本と西洋の関係はそれ以前、遅くとも宣教師来日の頃には始まっており、異文化間の相互関係が地下水脈のごとく展開し、幕末へと至るのではないか―。このような問いを出発点に、本書は狭義の歴史学にとどまらず、地理学、美術史、言語学等、多様な個別研究の視点から複眼的に日欧間の文化関係における重層性に迫る。

日本の近代化(西洋化)はいつ始まったのだろうか。一般に「ペリー来航」を契機として語られることが多いものの、日本と西洋の関係はそれ以前、遅くとも宣教師来日の頃には始まっており、異文化間の相互関係が地下水脈のごとく展開し、幕末へと至るのではないか――。このような問いを出発点に、本書は狭義の歴史学にとどまらず、地理学、美術史、言語学等、多様な個別研究の視点から複眼的に日欧間の文化関係における重層性に迫る。

目次

序 章 日本と西洋の異文化理解(野村啓介)
 1 西洋と「極東」の邂逅
 2 グローバル化時代の要請――視座の転換と「近代化」論の再検討
 3 異文化理解を歴史の中の実践に観察する
 4 本書の構成・各論考の概略


 第I部 入門編――〈日本/西洋〉関係史の研究事始め

第1章 日本語の中の西洋語(江藤裕之)
 1 和語、漢語、西洋語のニュアンスの違い
 2 三層の語彙
 3 日本語の語彙と近代化

第2章 欧米諸国によるアジア・日本接近の歴史(岡本 託)
 1 欧米諸国によるアジア・日本への接近の開始
 2 幕末期に赴任したフランス人外交官
 3 フランス人外交官が見た幕末期の出来事

第3章 パリ万博とその時代(小寺瑛広)
 1 万博の幕開けと日本
 2 一八六七年パリ万国博覧会と日本の参加決定
 3 「プリンス・トクガワ」徳川昭武のフランス派遣
 4 パリ万国博覧会――日本の国際デビュー
 5 政治と外交の場としての万博会場
 6 ジャポニスムへの着火――西洋に与えたインパクト
 7 幕末から近代日本への遺産

第4章 近代日本のキリスト教の歴史(麻生 将)
 1 カトリック
 2 ハリストス正教会
 3 プロテスタント

第5章 日本美術史における西洋化(足立 元)
 1 江戸/明治の連続と断絶
 2 「美術」の誕生
 3 万国博覧会と「美術」
 4 幻の螺旋展画閣
 5 二つの官立美術学校
 6 文展の悲喜劇
 7 戦争画のたたかい
 8 日本近代美術史とは何か


 第II部 発展編――日本にとっての西洋/西洋にとっての日本

第6章 ことば・人間・文化の学の東西比較――江戸後期の国学とドイツ文献学の類似性と明治期の新しい国学(江藤裕之)
 1 本居宣長の学問観と言語観
 2 一九世紀ドイツ文献学の学問観と言語観
 3 新しい国学としての日本文献学

ほか

商品詳細

出版社名
ミネルヴァ書房
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

注意事項

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