日本群島文明史
発売日:2025年6月
- ページ数
- 510p
- ISBN
- 978-4-480-07695-3
- 著者情報
- 小倉 紀蔵(オグラ キゾウ)
1959年生まれ。京都大学名誉教授。専門は東アジア哲学、比較文明学。東京大学文学部ドイツ文学科卒業、韓国ソウル大学校哲学科大学院東洋哲学専攻博士課程単位取得退学
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商品説明
日本は群島であり、日本文明は群島文明である。大陸文明的な実体系思考よりも群島文明的な非実体系思考が優勢で、そうした世界観から生命は偶発的なものという感覚や共同主観の構造、革新性をもたらす美意識などが展開され、日本文明が創り出されてきたのだ。そうした日本の歴史的動態を描きつつ、日本の群島文明を形成する東アジアの哲学を「通底哲学」として世界哲学の中に置き直し、より深い文明論として展開する。日本の知の歴史を総合的に理解する、著者独自の日本思想大全。
「文明」概念で
この国を総合的に理解する
画期的な知的世界全図
日本は群島であり、日本文明は群島文明である。大陸文明的な実体系思考よりも群島文明的な非実体系思考が優勢で、そうした世界観から生命は偶発的なものという感覚や共同主観の構造、革新性をもたらす美意識などが展開され、日本文明が創り出されてきたのだ。そうした日本の歴史的動態を描きつつ、日本の群島文明を形成する東アジアの哲学を「通底哲学」として世界哲学の中に置き直し、より深い文明論として展開する。日本の知の歴史を総合的に理解する、著者独自の日本思想大全。
目次
序 章 文明とはなにか
1 道具箱――準備作業のために
2 文明と未開の関係性
3 三つの存在様態
第一章 日本は群島である
1 群島としての日本
2 群島には文明はない
3 群島にも文明があるのか
4 東西のつながり
5 南北のつながり
第二章 日本群島史の時代区分
1 日本群島史の時代区分論
2 土着閉鎖系文明I期――縄文時代(紀元前14000年〜紀元前8世紀ころ)
3 大陸開放系文明I期――弥生時代(紀元前8世紀〜3世紀ころ)
4 土着閉鎖系・大陸開放系文明混合期――ヤマト政権、古墳時代(3〜6世紀後半ころ)
5 大陸開放系文明II期――飛鳥、奈良、平安時代初期(600〜900ころ)
6 土着閉鎖系文明II期――平安、鎌倉時代(900〜1300ころ)
7 大陸開放系文明III期――室町、安土桃山、江戸時代初期(1300〜1650ころ)
8 土着閉鎖系文明III期――寛永以降の江戸時代(1650〜1860ころ)
9 大陸開放系文明IV期――明治、大正、昭和、平成、令和時代(1860〜2020ころ)
第三章 日本群島と文明のあいだ
1 日本群島には《一》がなかった
2 日本群島には《人間》がいなかった
3 日本群島には要素還元主義がなかった
4 日本群島には善悪がなかった
5 日本群島には歴史がなかった
6 日本群島ではなぜ文学が盛んだったのか
第四章 日本群島の生命と人間
1 アニマシズムという群島的生命感覚
2 非実体系の存在様態
3 非実体系の「かみ」
4 「ことだま」と「ことのは」の対立
5 死のアニマシー
第五章 性のアニマシー
1 《文明》と性
2 なぜ日本群島では〈女系いのち〉が生き残ったのか
3 最初に自我を獲得したのは女性だった
4 〈女系いのち〉の日本群島文明
5 CGPという文明運動
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- ちくま新書 1864
- 出版社名
- 筑摩書房
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
注意事項
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