本売る日々

青山文平/著

発売日:2025年6月

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ページ数
253p
ISBN
978-4-16-792376-1
著者情報
青山 文平(アオヤマ ブンペイ)
1948年神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学第一政治経済学部経済学科卒業。経済関係の出版社に18年勤務、経済関係のフリーライターを経て、2011年『白樫の樹の下で』で第18回松本清張賞を受賞。2015年『鬼はもとより』が直木賞候補、第17回大藪春彦賞受賞。2016年、『つまをめとらば』で第154回直木賞受賞。2022年『底惚れ』で第17回中央公論文芸賞・第35回柴田錬三郎賞をダブル受賞

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商品説明

本屋の“私”は月に1度、城下の店を出て村の寺や家を回る。上得意の名主が後添えにしたという可憐な少女に見せた貴重な画譜が、目を離した隙に消えてしまう(表題作)。『古事記伝』『群書類従』など高価な本を購い、不思議な情熱で知識を求める村人たちの心と暮らしをスリリングに描く感動の連作時代小説。

文政5(1822)年。月に1回、城下の店から在へ行商に出て、
20余りの村の寺や手習所、名主の家を回る本屋の「私」。
上得意先のひとり、小曾根村の名主・惣兵衛は
近頃、孫ほどの年の少女を後添えにもらったというが、
彼女に何か良い本を見繕って欲しいと言われ――
用意した貴重な画譜(絵本)が、目を離した隙に2冊なくなっていた。(本売る日々)

村の名主たちは、本居宣長の『古事記伝』、塙保己一が編纂した『群書類従』など
高価な本を購い、書店主と語り合う。
村人が決して実用的でない知識を求めるのはなぜなのか。
徐々に彼らが知識を、特に古代や朝廷を研究する「国学」を求める
理由が分かってくる。

江戸時代の豊かさは村にこそ在り、と
考える著者が、本を行商する本屋を語り部にして
本を愛し知識を欲し人生を謳歌する
人びとの生き生きとした暮らしぶりを描いた中編集。

本売る日々/鬼に喰われた女/初めての開板

目次


本売る日々
鬼に喰われた女
初めての開板

解説 平松洋子

商品詳細

シリーズ名
文春文庫 あ64-7
出版社名
文藝春秋
サイズ
16cm
対象年齢
一般
フォーマット
文庫

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