水辺と日本人 環境・文明・防災
発売日:2025年4月
- ページ数
- 309p
- ISBN
- 978-4-7503-5923-6
- 著者情報
- 中岡 義介(ナカオカ ヨシスケ)
建築学者、地域都市計画家。兵庫教育大学名誉教授。1944年神戸市生まれ。京都大学工学部建築学科卒業、同大学院修了。工学博士。福井工業大学、佐賀大学、兵庫教育大学教授を歴任。その間、京都大学人文科学研究所非常勤講師、中国・中南工業大学客員教授、国立民族学博物館・国立歴史民俗博物館共同研究員、日本学術振興会サンパウロ研究連絡センター長などを兼任
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商品説明
四周を海に囲まれ、無数の河川が流れるこの列島で忘れがちな「水辺の思想」に立ち返り、豪雨・洪水・津波といった頻発する自然災害との向き合い方を根本的に問い直す。史料的アプローチのみならず現地調査の成果も加えた、国土・住まい・都市の壮大な発展史。
目次
はじめに
一 水辺と日本人
ヒトとサルをくらべると
ヒトは「裸のサル」
「悪食のサル」でもある
超雑食は進歩への基盤
陸から海に押し戻された
海のなかでなにが起こったか
女の由来にかくされている
「水辺のサル」になった
平らなユカと平らなアシが発達した
二 山海に暮らして一万年
生きている大地
海からやってきた
海上からめだつ断層崖
舟をあやつる縄文人
段丘上にある集落
汽水域の生活
一五〇〇年つづいた集落
階層社会があったか
一大祭祀集落が母集落か
縄文空間をいまに伝える東京
花綵のような山すその水辺
三 海が水辺をつくった
海中の絶島
葦が繁る海をみつめていた
葦から国土が湧いてくる
佐賀平野をみたか
雲のようにひろがる原野があった
干潟を行き来する淡水
風、木、山、野の神、そして最後に
あらたな国のイメージ
出雲の葦原の中つ国
お米が海の水辺に目をつけた
出雲を見捨てた
四 内陸の湖を蹴裂いた
海中の島のなかは
盆地に目をつけた
内陸の低湿地だった
溜池と小河川を利用して
湖盆の水を抜いた
全国にある蹴裂伝説
縄文人も蹴裂いた
「安住の地」のイメージ
小盆地宇宙
盆地と水のつきあい方
五 自然の上に海辺の低湿地を拓いた
しらぬひ筑紫
かつて平野は海だった
海と平野はつながっている
泥水が毎日はいりこむ
泥水を暴れ川が運ぶ
呪術で川を治める
神石が土地をつくる
クリークができた
水と土の世界が生まれた
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 明石書店
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
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