日本人拉致
発売日:2025年5月
- ページ数
- 212,3p
- ISBN
- 978-4-00-432064-7
- 著者情報
- 蓮池 薫(ハスイケ カオル)
1957年、新潟県柏崎市生まれ。新潟産業大学特任教授。中央大学法学部3年在学中の1978年に拉致され、24年間、北朝鮮での生活を余儀なくされる。帰国後、同大学に復学し卒業。拉致問題の啓発と解決のため、講演活動やメディア発信を積極的に行なう
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商品説明
「日本に戻ったら、そのまま日本で暮らすべきだよ」突如自由を奪われ、独裁体制下で生きた二四年。北朝鮮からの帰国を後押ししたのは、現地に暮らすある人の言葉だった。私はなぜ拉致されたのか?「マインドコントロール」「革命教育」の現実とは。国家に生を翻弄された当事者が知り得たすべてを記す。
突如自由を奪われ、独裁体制下で生きた二四年。北朝鮮からの「帰国」を後押ししたのは、現地に暮らすある人の言葉だった――。私はなぜ拉致されたのか。「マインドコントロール」「革命教育」の現実は。国家に生を翻弄された当事者自らが未解決事件の本質をえがく。重層的な人権問題として拉致を捉えなおす決定版。
目次
はじめに――ある人の言葉
選択肢のなかった日々
何のために二四年間を奪われたのか
Ⅰ 問題は決して「解決済み」ではない
1 「八人死亡」は事実か
二〇年の時を経て
「遭難救出」から「拉致」へ
当局へのダメージ軽減――二つの策略
筋書きどおりに動かせる人物を
指導部は何を見誤ったか
2 変遷する説明――横田めぐみさんをめぐって
他人の遺骨だった
拉致被害者の住所は最高機密
妻の「死亡日」を錯覚?
車の行き先は
不自然な「遺骨」保管経緯
捏造の理由
Ⅱ 日本人拉致の本当の目的
1 直接の目的は何だったのか
拉致機関は二つ
「よど号」グループによる“人材獲得”
スパイ網の構築のために
「土台人」を利用してのなり代わり
非合法、半合法、合法
2 世界各地で発生した事件
金賢姫の告白
「日本人は思いどおりにはできない」
偶発的な拉致だったのか
一一人の被害――一九七七〜七八年
曽我ひとみさん親子・田口八重子さんの場合
前代未聞の同時多発事件
Ⅲ 拉致は北朝鮮に何をもたらしたのか
1 果たされなかった目的
進まない思想改造
「拉致されたことは恥ずかしい」
一九八八年、実家に届いた手紙
「豆飯を食わせる」警告
二〇〇二年の方向転換
謝罪の背景――経済援助だけではない
2 まず「拉致」ありきの発想
最初の拉致で、犯人は逮捕されていた
なり代わったが、持て余す
対外情報調査部の「消極性」
逮捕、自白
送還ののち「非転向長期囚」に
3 計画を頓挫させたもの
確認できない工作員教育
工作員の条件――政治軍事大学卒業
脱出に成功した被害者たち
国内で育成する方針に
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 岩波新書 新赤版 2064
- 出版社名
- 岩波書店
- サイズ
- 18cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
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