復興の〈周縁〉で 〈境界的な被災地〉における東日本大震災のエスノグラフィ

山崎真帆/著

発売日:2025年3月

  • 復興の〈周縁〉で 〈境界的な被災地〉における東日本大震災のエスノグラフィ
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ページ数
420p
ISBN
978-4-7795-1871-3

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商品説明

「ここはB級被災地だから」
「俺たちは置き去りにされている」
「私たちは被災者じゃないから」

広範な地域に甚大な被害をもたらした東日本大震災。直接的な津波被害を受けず、被災と非‐被災の境界に位置する地域が存在する。そこに暮らす人びとは自らのポジショナリティに苦悩し、災害体験を語ることを躊躇していた。彼/彼女たちにとって復興とは何か。




●著者紹介
山﨑真帆(やまざき まほ)
一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻博士後期課程退学。博士(社会学)。現在、東北文化学園大学現代社会学部講師。専攻は人文・社会科学的な災害研究。共著に『〈メガイベントの遺産〉の社会学』(青弓社)、論文に「住家への津波被害を免れた人々における東日本大震災からの「復興」」(『日本災害復興学会論文集』第15号)、「復興過程における「被災者」の自己認識に関する一考察」(『日本災害復興学会論文集』第16号)など

目次

序章(問題の所在
筆者自身のポジショナリティ
本書の構成)
第1章 本書のアプローチ(課題へのアプローチ―災害・復興の〈当事者〉は誰か?
方法論―災害復興のエスノグラフィ)
第2章 復興とは何か(主題としての「復興」
「既定(の)復興」とオルタナティブの模索)
第3章 東日本大震災からの復興(「既定(の)復興」様式と創造的復興
「既定(の)復興」がもたらす人口減少
復興と交流・関係人口)
第4章 分水嶺に囲まれた町(南三陸町のあらまし
地勢・気象
成り立ち ほか)
第5章 南三陸町の復興(「象徴的被災地」としての南三陸町
「壊滅」からの復興と人口流出
復興の特色)
第6章 ヤマにおける町の復興(入谷地区という場所
津波被災地南三陸におけるヤマ
復興の〈周縁〉で ほか)
第7章 登米市中心市街地における南三陸町の復興(登米市と南三陸町
東日本大震災と南三陸町からの人口移動
南方仮設をめぐる力学 ほか)
第8章 〈境界的な被災地〉における復興(ローカルな〈差異〉と東日本大震災
〈境界的な被災地〉における「〈当事者〉になりにくい構造」
〈境界的な被災地〉の両義性)
終章(全体総括
結論―結果的な〈当事者〉性
本書の限界と今後の展望)

商品詳細

出版社名
ナカニシヤ出版
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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