列島の日本美術史 知られざる美の交錯

古田亮/編著

発売日:2025年3月

  • 列島の日本美術史 知られざる美の交錯
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ページ数
391,9p
ISBN
978-4-623-09783-8
著者情報
古田 亮(フルタ リョウ)
1964年東京生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程中退。東京国立博物館、東京国立近代美術館を経て、東京藝術大学大学美術館教授。主著『俵屋宗達』平凡社新書、2010年、サントリー学芸賞受賞ほか

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商品説明

この列島で展開された日本美術とは本当はどのようなものだったのか。これまで語られてきた日本美術史では見えなかったもうひとつの日本美術史がある。列島の各地域にはそれぞれ気概を持った画家がいた。そしてそれを研究する各地域の美術館の学芸員がいる。その画家は京都・江戸などの画家と相互に交流し、引き合い高め合った。各地域の美が交錯することで現在の重層的な日本美術の土台を形成することができたのではないか。本書は今まで見えなかった新しい日本美術の形を提示する。

この列島で展開された日本美術とは本当はどのようなものだったのか。これまで語られてきた日本美術史では見えなかったもうひとつの日本美術史がある。列島の各地域にはそれぞれ気概を持った画家がいた。そしてそれを研究する各地域の美術館の学芸員がいる。その画家は京都・江戸などの画家と相互に交流し、引き合い高め合った。各地域の美が交錯することで現在の重層的な日本美術の土台を形成することができたのではないか。本書は今まで見えなかった新しい日本美術の形を提示する。

目次

はしがき

序 章 列島の日本美術史――ミュゼオロジーの視点から
 1 列島のミュージアム
 2 移動と交流のネットワーク
 3 東京のローカル画家、渡辺省亭
 4 展覧会が果たす役割


 第I部 近世篇


第1章 雲谷等顔(一五四七〜一六一八)――雪舟を継いだ画家の実像
 1 謎の前半生と激動の生涯
 2 画業最大の謎
 3 水墨への探究心が結実した《鹿図?風》
 4 文化的スキルが結ぶ地域間ネットワーク

第2章 月 僊(一七四一〜一八〇九)――名古屋生まれの奇僧 絵筆で人々を救う
 1 僧侶としての生涯
 2 画業と特色
 3 この一点《朱衣達磨図》
 4 生地名古屋との関係

第3章 亜欧堂田善(一七四八〜一八二二)――銅版技法の大成者
 1 亜欧堂田善の生涯
 2 画業と美術史的位置づけ
 3 原図とは似て非なる《フローニンヘンの新地図》の魅力
 4 福島県内での田善の顕彰

第4章 蠣崎波響(一七六四〜一八二六)――北辺の武人画家
 1 武人画家としての生涯
 2 南蘋派から円山・四条派へ
 3 畢生の作《夷酋列像》
 4 北海道での波響研究史

第5章 島田(谷)元旦(一七七八〜一八四〇)――文晁の弟、高位の士分にして画を能くす
 1 元旦の生涯
 2 谷元旦と島田元旦の画業
 3 『蝦夷蓋開日記』とともに味わう《蝦夷奇勝画稿》
 4 郷土の誇り


 第II部 幕末明治篇

第6章 平福穂庵(一八四四〜一八九〇)――旅の中に拓いた画業
 1 旅多き生涯
 2 画業と美術史的位置づけ
 3 鮮烈なデビュー作《乞食図》
 4 支え合う、画家と地域

第7章 野口小蘋(一八四七〜一九一七)――近代を代表する女性画家
 1 野口小蘋の生涯
 2 山水画を中心とした画業について
 3 この一点《甲州御嶽図》
 4 画業を左右し糧となった上京と遊歴

ほか

商品詳細

出版社名
ミネルヴァ書房
サイズ
22cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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