階段

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ページ数
1冊(ページ付なし)
ISBN
978-4-7630-2329-2
著者情報
原 高史(ハラ タカフミ)
アーティスト。東京生まれ。90年代より国内外で、美術館、ギャラリー、国際的ビエンナーレなどで作品を発表。建築物の窓をピンクの絵画で埋め尽くす、アートプロジェクト『Signs of Memory』を世界各国で展開。その他、ロゴデザイン、デザイン監修も多数手掛ける

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商品説明

階段、少女、蝋燭、ほうき、このわずか4つのモチーフが織りなす、切り取られた一場面。読者は遠くからこっそりと少女を覗き見る。階段に佇む少女に読者は思いを投影し、自身を重ねながらページをめくる。この絵本は、読者がストーリーテラーであり、ときに自分を映し出す鏡にもなる。現代美術家 原高史が贈る密やかな体験。ストーリーのない大人のための、文字のない絵本。

現代美術家原高史が描く文字のない絵本。本書にはそもそもストーリーはない。階段、少女、蝋燭、ほうき、このわずか4つのモチーフが織りなす、切り取られた一場面。読者は遠くからこっそりとこの少女を覗くことになる。そのなかで、決して描かれない少女の表情を想像し、その先にある感情に思いを巡らせる。
少女の頭上には小さな蝋燭に炎が灯っている。炎はゆらゆらと揺らぎ、その方向は空気の流れを示す。これは、少女と階段で描かれた空間を具体的に想像する際に、読者に与えられた唯一のヒント、またはセンサーとして大きな意味がある。自分の思いを少女に投影し、自分だけの少女像を思い描きながら読みすすめ、最後のページをめくる頃には、読者が覗き見していた少女はいつの間にか自分自身になっていることに気づく。この絵本は、読者がストーリーテラーであり、ときに自分を映し出す鏡にもなりえる。その時々でまったく異なる少女像を自ら描きだすことで、自分という他人、他人という自分に出会う。このひっそりとした体験は、まさに大人の絵本の醍醐味といえる。

商品詳細

出版社名
求龍堂
サイズ
31cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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