グレン・グールド著作集

  • グレン・グールド著作集
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ページ数
627,37p
ISBN
978-4-622-09770-9
著者情報
ペイジ,ティム(ペイジ,ティム)(Page,Tim)
1954年サンディエゴ生まれ、コネチカット州ストーズ育ち。マネス音楽院とコロンビア大学に通うが、本人は独学を自認する。音楽批評家として、『ソーホー・ウィークリー・ニューズ』(1979‐82年)、『ニューヨーク・タイムズ』(82‐87年)、『ニューヨーク・ニュースデイ』(87‐95年)の各紙で執筆。その後『ワシントン・ポスト』での活躍により、97年にピューリッツァー賞(音楽批評部門)を受賞。カタリスト・レーベル(BMG)での音楽プロデュースや、ラジオ番組(WNYC-FM)のホストなどで、新しい演奏家や、新しい作曲家・作品の紹介に努める。2008年南カリフォルニア大学で音楽ジャーナリズムの教授となり、現在は名誉教授

宮澤 淳一(ミヤザワ ジュンイチ)
1963年群馬県生まれ。86年青山学院大学国際政治経済学部(国際政治学)卒業、88年早稲田大学第一文学部(ロシア文学)卒業。早稲田大学大学院文学研究科に博士課程まで学ぶ。2007年東京大学にて博士(学術)。現在、青山学院大学総合文化政策学部教授、国立音楽大学ほか非常勤講師。トロント大学客員教授(00年
18‐19年)、ヨーク大学客員教授(兼任、18‐19年)。文学研究、音楽学、メディア論。主著に『グレン・グールド論』(春秋社、04年
吉田秀和賞)ほか

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商品説明

この独創的なピアニストのファンだけでなく、音楽、アート、パフォーマンス、メディアに関心のある未来の人たちのために。グレン・グールドの存在と魅力と思想をくっきり伝える新訳決定版。

独創的ピアニストが遺した言葉を「音楽」「パフォーマンス」「メディア」などに集大成。未来に読み継がれる35年ぶり新訳決定版。

「グレン・グールドが日本を訪れることはなかった。三十一歳で演奏会活動をやめていたし、二十代なかば以降は飛行機に乗ることも拒んでいたからだ。そもそも六十年前の世界は今よりはるかに大きく感じられていた。しかし、グレンが名ピアニストであるばかりか、第一級の音楽思想家であることを早くから認め、あの見事な演奏に劣らず、その思想にも考察する価値を見出していた国は、日本だったのである。
本書『グレン・グールド著作集』(The Glenn Gould Reader)は、一九八二年十月四日にグレンが没してから数ヶ月のうちにまとめられた。私たち友人や関係者がひどい衝撃に見舞われていた時期だが、この私たちは、グレンの大胆さ、独創性、知性、そして喜びを捉えた本を出したいと考えた。彼の言葉が生き続け、その演奏同様に、未来の世代に語りかけてくれることが大切だと思えたからだ。
グールドが生きていれば、九十歳を越えている。彼が没してから四十年以上が過ぎたが、これまでに起こった大きな変化の数々を彼はどのように受けとめたであろうか――。いずれにせよ、彼の音楽と思想は今も生きている。そして私たちを魅了し続けるのだ。」(編者ティム・ペイジ)

目次

日本の読者へ(ティム・ペイジ)
謝辞
はじめに(ティム・ペイジ)

プロローグ
1 卒業生に贈る言葉

第1部 音楽
2 バードとギボンズ
3 ドメニコ・スカルラッティ
4 バッハのフーガの技法
5 バッハの《ゴルトベルク変奏曲》
6 ボトキーのバッハ論
7 モーツァルトをめぐって――ブリューノ・モンサンジョンとの対話
8 グレン・グールド、ベートーヴェンについてグレン・グールドに訊く
9 ベートーヴェンの《悲愴》《月光》《熱情》
10 ベートーヴェンの最後の三つのソナタ
11 ピアノによる「運命」架空批評
12 ベートーヴェンとバッハの協奏曲
13 ブラームスはお好き?
14 ロマン派のめずらしい作曲家を掘り起こすべきか?
15 グリーグとビゼーのピアノ曲と批評家への付言
16 急浮上するマーラーのデータバンク
17 リヒャルト・シュトラウス論
18 リヒャルト・シュトラウスとやがて迎える電子時代
19 リヒャルト・シュトラウスの《イノック・アーデン》
20 シベリウスのピアノ曲
21 アルノルト・シェーンベルク論
22 シェーンベルクのピアノ曲
23 モーツァルトとシェーンベルクのピアノ協奏曲
24 シェーンベルクの室内交響曲第二番
25 鷹、鳩、フランツ・ヨーゼフという名の兎
26 ヒンデミット――終焉か始まりか
27 二つの《マリアの生涯》をめぐる物語
28 スクリャービンとプロコフィエフのピアノ・ソナタ
29 ソヴィエト連邦の音楽
30 アイヴズの交響曲第四番
31 「エルンストなんとかさん」記念文集
32 ベルク、シェーンベルク、クシェネクのピアノ曲
33 コルンゴルトとピアノ・ソナタの危機
34 二十世紀カナダのピアノ曲集
35 十二音主義者のジレンマ
36 ピエール・ブーレーズ伝
37 未来と「フラット=フット・フルージー」
38 テリー・ライリーの《Cで》
39 グールドの作曲した弦楽四重奏曲作品一
40 フーガを書いてごらんなさい
 ほか

商品詳細

出版社名
みすず書房
サイズ
22cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本
原題
原タイトル:THE GLENN GOULD READER

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