対症療法の強化書 頻用薬の使い方と非薬物療法

家研也/編著

発売日:2025年3月

  • 対症療法の強化書 頻用薬の使い方と非薬物療法
  • 対症療法の強化書 頻用薬の使い方と非薬物療法
ページ数
417p
ISBN
978-4-7653-2040-5
著者情報
家 研也(イエ ケンヤ)
2004年千葉大学医学部卒業。2023年川崎市立多摩病院総合診療センター センター長。医学生・初期研修医・専攻医と共に、急性期や内科診療に強い総合診療医を目指して、大学附属の市中病院で臨床・教育に従事しています。様々な専門家と協力しながら、地域のプライマリ・ケアの後方支援を担うことが多い一方で、週1回の地域クリニックでの訪問診療や外来診療の時間が自分の医師としてのアイデンティティを再確認する大切な時間になっています。医療者と患者を繋ぐ「処方」に強い関心を持っており、研究の主なテーマはポリファーマシー対策です。本当に患者さんの役に立ち、安全性の高い「処方」とは何かを、臨床と研究の両面から探求していくことを目指しています

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商品説明

現場で日々頑張る医療者に。対症療法の引き出しが満載!!エキスパートたちの実践智やプライマリ・ケアの現場で役立つコンテンツをこの一冊に集約。

本書は病因に対応した根本治療のない病態に対して「患者さんに我慢をさせない」「とりあえず、漫然との対症療法を卒業する」ための知識とスキル向上に特化した、文字通り対症療法の強化本となります。

対症療法総論、風邪診療、作用機序から考える痛みへの対症療法、コモンな神経症状、メンタルヘルス不調、コモンな呼吸器・アレルギー症状、コモンな消化器系症状、泌尿器系症状、婦人科系症状、臓器を特定できない症候への対症療法など全10部で構成されており、それぞれ、エキスパートたちの実践智やプライマリ・ケア現場で役立つコンテンツが収録されています。

病因に対応した根本治療がないときでも、病態を正しく理解し、基礎的な薬理学(薬のメカニズム)を理解したうえで処方を行えるように、慢性疼痛に対する認知行動療法的アプローチの基礎など非薬物療法のエッセンス、東洋医学や漢方、リハビリ・運動療法処方など、対症療法の「引き出し」を可能な限り盛り込みました。ぜひ、「患者さんに我慢をさせない」「とりあえず、漫然との対症療法を卒業する」ための日常診療のレベルアップにご活用ください。

目次

巻頭言

≫ コラム1:「対症療法」という言葉がもつ社会的な意味

PART1 対症療法総論
1 原因療法と対症療法
はじめに
1 対症療法の起源
2 診断学と治療学
3 原因療法と対症療法の関係性

2 知っておきたい臨床薬理学の基本と薬剤効果の多因子性
1 臨床薬理学を定義する要素
2 疾病の進行をモデル化する
3 対症的薬剤の効果を臨床薬理学的に表現する
4 臨床薬理学においてプラセボ効果をどう考えるか?
5 治療効果とプラセボ効果の比較
6 薬剤効果の多因子性を考える
7 Effectivenessを形作るもの
8 対症療法におけるプラセボ効果の大きさ

3 対症療法におけるEBMの考え方
はじめに
1 EBMの考え方
2 エビデンスレベル
3 なぜRCTが最もエビデンスレベルが高いとされるのか
4 エビデンスレベルとエビデンスの質
5 対症療法におけるエビデンスの考え方
6 対症療法におけるEBMの実践

4 ポリファーマシーに配慮した処方戦略
はじめに
1 対症療法とポリファーマシー
2 対症薬と予防薬
3 効かないならやめる/効いたらやめる
4 やめやすい薬とやめにくい薬
5 しまい忘れ処方とclinical inertia(臨床的惰性)
6 具体的なアプローチ
おわりに

5 ジェネラリストが知っておくべき心理療法のエッセンス
1 心理療法とは
2 心理療法の基本的原則
3 治療的自己(therapeutic self)
4 患者や家族に対する心理教育
5 支持的精神療法
6 転移と逆転移
7 認知療法・認知行動療法
8 リラクセーション法(呼吸法、漸進的筋弛緩法、自律訓練法)
おわりに

6 医学的に説明困難な症状へのアプローチ
1 MUS患者が受診したら
2 どのように聞くべきか(MUSかどうか不詳な段階)
3 必要な医学的評価を実施する
4 医学的評価の結果を説明する

ほか

商品詳細

出版社名
金芳堂
サイズ
21cm
フォーマット
単行本

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