みんなのための生涯学 人生を楽しむ科学への招待

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ページ数
193p
ISBN
978-4-7795-1860-7
著者情報
月浦 崇(ツキウラ タカシ)
京都大学大学院人間・環境学研究科 教授。認知神経科学・神経心理学。博士(障害科学)。ヒト記憶と社会的認知に関する神経基盤およびその加齢・神経疾患による変化

柴田 悠(シバタ ハルカ)
京都大学大学院人間・環境学研究科 教授。社会学。博士(人間・環境学)。ウェルビーイングの規定要因の解明

金子 守恵(カネコ モリエ)
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 准教授。人類学、アフリカ地域研究。博士(地域研究)。エチオピア。ものつくりにおける身体技法の継承、開発実践における新たな技術の導入と受容、コミュニティ博物館における展示とその役割

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商品説明

早く大人になりたいと思っていた子ども時代。自由な子どもがうらやましい大人。あなたはどのように年をとりたいですか。超高齢社会日本に必要なものはなんでしょうか。本書では、科学的知見から「成長から衰退へ」という生涯観を刷新します。

年をとるってとっても素晴らしい!



 「生涯学」を展開するにあたり,私たちは生物心理社会モデルに則ったアプローチを進めてきました。…(略)…さらにそれらの研究成果を,生涯学習を媒介として社会へ還元することで,基礎から応用までの展開を進める多元的な人間研究を実施してきました。…(略)…そのような学問的基盤によって,「衰退」へ向かうだけであると従来は理解されてきた私たちの人生は,本当は明るい未来への「成熟」であることが再確認され,社会全体が明るい未来へ向かって人生を全うできるようになるのではないかと思います。つまり「生涯学」は,明るい未来へ向かう「成熟」の中で,みなが人生を楽しむための科学でありたいと私たちは願っています。(「はじめに」より)



〈編者〉
月浦 崇 担当:第1章
京都大学大学院人間・環境学研究科教授

柴田 悠 担当:第12章
京都大学大学院人間・環境学研究科教授

金子守恵 担当:第13章
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科准教授

〈執筆者〉(執筆順)
小池進介 担当:第2章
東京大学大学院総合文化研究科進化認知科学研究センター准教授

木村 亮 担当:第3章
大阪大学大学院連合小児発達学研究科教授

石原 暢 担当:第4章
神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授/同高等学術研究院卓越准教授

江川美保 担当:第5章
京都大学大学院医学研究科(婦人科学産科学)助教

寺本 渉 担当:第6章
熊本大学大学院人文社会科学研究部教授

松井三枝 担当:第7章
金沢大学国際基幹教育院教授

権藤恭之 担当:第8章
大阪大学大学院人間科学研究科教授

松田英子 担当:第9章
東洋大学社会学部教授

原田悦子 担当:第10章(共著)
筑波大学名誉教授,(株)イデアラボ・リサーチディレクタ

澤田知恭 担当:第10章(共著)
筑波大学大学院人間総合科学研究群博士後期課程

筒井淳也 担当:第11章
立命館大学産業社会学部教授

倉田 誠 担当:第14章
東京医科大学医学部教授

安元佐織 担当:第15章
大阪大学人間科学研究科准教授

笠井賢紀 担当:第16章
慶應義塾大学法学部政治学科准教授

石井山竜平 担当:第17章
東北大学大学院教育学研究科准教授

目次

序章 生涯学へようこそ!―「脳・体」「心」「社会」から生涯を捉えなおす(月浦 崇・柴田 悠・金子守恵)
  認知機能の衰えをカバーする認知予備力
  人間を,生物的側面・心理的側面・社会的側面の3つの面からみる
  社会実装の窓口となる教育学
  生涯にわたる成熟=「個人の認知予備力」+「社会の予備力」?  
  「老いずに生きるためのコツ」だけではなく  

第1部 「脳・体」から生涯を捉えなおす

第1章 年を取ると記憶は悪くなる?―脳からみる記憶の多様性と加齢による変化(月浦 崇)
  1 記憶のタイプによって加齢による影響は異なる  
  2 記憶の促進効果と加齢  
  3 加齢による脳領域の役割分担の変化  

第2章 脳画像を通してヒトの生涯をみる(小池進介)
  1 脳の生涯をみる  
  2 ストレスで脳はどう変化するのか 
  3 脳が大きいことは良いこと?  

第3章 「加齢」と「老化」の違い―神経発達症の研究でわかってきたこと(木村 亮)
  1 「老いる」と「老ける」は,似て非なり 
  2 老化の程度を知るには?  
  3 神経発達症の加齢と老化について 
  4 エピジェネティック年齢を用いた研究の課題  

第4章 身体活動と脳の健康(石原 暢)
  1 運動不足に陥る人々  
  2 中高齢期の身体活動と脳の健康  
  3 子どもの身体活動と脳の健康  
  4 1回の運動でも一時的に認知機能が向上する  
  5 日常生活に運動を取り入れよう  

第5章 生涯にわたる女性のこころとからだのヘルスケア(江川美保)
  1 女性のライフステージ,女性特有の体調不良  
  2 月経トラブルへの対処法  
  3 更年期障害への対処法  
  4 女性ホルモンの波に振り回されないで!

第2部 「心」から生涯を捉えなおす

第6章 知覚の加齢変化―補い合う感覚(寺本 渉)
  1 加齢による感覚・知覚の機能低下  
  2 補い合う視覚と聴覚  

ほか

商品詳細

出版社名
ナカニシヤ出版
サイズ
21cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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