山の富豪の資本主義 「資源国」日本の近代
発売日:2025年5月
- ページ数
- 653,27p
- ISBN
- 978-4-8158-1193-8
- 著者情報
- 中西 聡(ナカニシ サトル)
1962年愛知県に生まれる。現在、慶應義塾大学経済学部教授、博士(経済学)
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商品説明
山・海・都市の連関から描き出す、もうひとつの経済史。山がもたらす豊富な材料やエネルギーは、近代日本の産業化をいかに支えたのか。建築業・工業への貢献から水力発電・ガスなどのインフラ開発、銀行・投資事業まで、近世以来の林業・鉱業資産家が果たした役割を徹底的かつ精緻に解明。「資源小国」とは異なる日本経済の姿に迫る。
山がもたらす豊富な材料やエネルギーは、近代日本の産業化をいかに支えたのか。建築業・工業への貢献から水力発電・ガスなどのインフラ開発、銀行・投資事業まで、近世以来の林業・鉱業資産家が果たした役割を徹底的かつ精緻に解明。「海の富豪」との連関もたどりながら、「資源小国」とは異なる日本経済のもうひとつの姿に迫る。
目次
凡 例
巻頭地図
序 章 近代日本の林業と鉱業
はじめに ―― 山の資源利用と近代日本
1 林業地の形成と展開
2 近代日本の主要林業家
3 近代日本の主要鉱業家
4 主要林業家・主要鉱業家の経営展開事例
5 本書の構成
第I部 鉱業資産家の多角経営
序 鉱産物の国内産額と輸移出入動向
第1章 石川県資産家の鉱山・汽船経営
―― 廣海二三郎家の事例
はじめに
1 廣海家の経営概観
2 1900年代・10年代の廣海家の硫黄鉱山経営
3 廣海家・廣海商事会社の汽船自主運航・貸船経営
4 1940年代の廣海家の硫黄鉱山経営
5 廣海家の有価証券投資と寄付活動
おわりに
第2章 島根県資産家の鉱山・林業経営
―― 堀藤十郎家の事例
はじめに
1 堀家の経営概観
2 堀家の銅山経営広域化とその限界
3 堀家の薪炭製造と育林経営
4 堀家の自家電気事業と石見水力電気会社
おわりに
第3章 近代日本のガス・電気事業と鉱山業
―― 名古屋と金沢の事例
はじめに
1 名古屋瓦斯会社の経営展開
2 大和田家の炭鉱経営と名古屋のガス事業者の炭鉱業進出
3 金沢電気瓦斯会社の経営展開
4 横山家の銅山経営広域化とその限界
5 金沢地域経済と横山家
おわりに
第II部 林業資産家の多角経営と林業地の変容
序 用材・薪炭の生産・輸出入と国産材価格の動向
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 名古屋大学出版会
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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