糖尿病のある人person with diabetesの診かた
発売日:2025年3月
- ページ数
- 198p
- ISBN
- 978-4-498-22306-6
- 著者情報
- 寺内 康夫(テラウチ ヤスオ)
横浜市立大学大学院医学研究科 分子内分泌・糖尿病内科学教室 教授
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商品説明
糖尿病のない人と変わらない寿命とQOLを目指しいつまでも寄り添う糖尿病診療。医師が最善を尽くしても、糖尿病のある人が最善を尽くしても、合併症や併存症が発症・進展することがある。重要なのは、医療者が最後まで付き合う、寄り添う覚悟をもつこと。
本書は,「糖尿病“患者”」という言葉を出来るだけ使わずにつくられています.糖尿病のある人(person with diabetes:PwD)の寿命が伸びてきている昨今,糖尿病との因果が確定している疾患:合併症(神経障害・網膜症・腎症,冠動脈疾患・脳血管障害・末梢神経障害など)の診療はもちろん重要です.一方で,糖尿病に起因しない(もしくは関与が少ない)加齢や環境要因によって生じる疾患:併存症・併存疾患について,糖尿病の延長線上で考えてはいないでしょうか.そのような考えでは,「糖尿病治療に際して真面目に取り組んでこなかったから合併症・併存症が起きた」という呪いの言葉が容易に生まれます.「患者」という言葉を捨て去ることで,それを当然とする世界から脱却できるかもしれません.PwDが糖尿病のない人と変わらない寿命とQOLを目指すために,エキスパートが何をどう実践しているか,ぜひご覧ください.
目次
目次
企画趣旨?糖尿病のある人(person with diabetes:PwD)の診かた?〈寺内康夫〉
CHAPTER 0 糖尿病をもつ人の治療目標・目的としてのQOL〈石井 均〉
1 糖尿病をもつ人(person with diabetes)という呼び方がもたらす大きな意識改革
2 日本の医者の態度はどうだったのか,どう変わろうとしているのか ─革新性の理解のために
3 糖尿病をもつ人という立場から見た糖尿病治療の目標と目的
4 HRQOL(health related quality of life)とは具体的にどんな機能や状態を言うのか
1 医学的な概念としてのQOLが含む事象
2 QOL質問紙の種類
3 QOL測定(PROを含む)はなぜ重要なのか─HbA1c以外の何を伝えるか
5 糖尿病をもつ人の寿命とQOL ─糖尿病と治療の重要なアウトカム指標のエビデンス
1 寿命(生存年数)
2 QOL─それぞれの治療段階のアウトカム指標としてのQOL
2-1 日々の治療のアウトカム(第1段階)としてのQOL
2-2 中期的目標(第2段階):合併症がQOLに与える影響
2-3 長期的目標(第3段階):糖尿病のない人と変わらない寿命とQOL
3 QOLの全体像─QOLはアウトカムであると同時に予測因子である
6 医療者とPwDとの関係によってQOLが向上する ─ person centered care(collaborative care)につながる要因(PROも含めて)
1 「エンパワーメント」や「健康リテラシー」とQOL
2 治療への自信(self efficacy)とQOL ─自信を育てるような関わり方が重要である
3 医療者によるスティグマとQOL
4 医療者との関係─治療法について十分議論できているか(コミュニケーション)とQOL
5 まとめ─「糖尿病 ほか
商品詳細
- 出版社名
- 中外医学社
- サイズ
- 21cm
- フォーマット
- 単行本
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