世界議会 21世紀の統治と民主主義
ヨー・ライネン/著 アンドレアス・ブメル/著 上村雄彦/監訳 原田雄一郎/〔ほか〕訳
発売日:2025年3月
- ページ数
- 475p
- ISBN
- 978-4-7503-5856-7
- 著者情報
- ライネン,ヨー(ライネン,ヨー)(Leinen,Jo)
1948年、ドイツ・ビステン生まれ。1999年以来欧州議会の議員。同議会環境委員会及び憲法問題委員会の委員長を歴任。2011年から2017年まで民主的な、拡大欧州連合を提唱している「欧州運動European Movement」会長。1997年から2005年まで欧州の政治的統一を推進する「欧州連邦主義者連合Union of European Federalists」を主宰。1985年から1994年までドイツのザールランド州の環境大臣。大学で法律を専攻
ブメル,アンドレアス(ブメル,アンドレアス)(Bummel,Andreas)
1976年、南アフリカ・ケープ・タウン生まれ。「国境なき民主主義Democracy Without Borders」及び2007年設立の「国連議員総会を求める国際的運動International Campaign for United Nations Parliamentary Assembly」の共同設立者で理事長を務める。グローバルな民主制と世界連邦主義の振興に専念。1998年以来法の支配、世界平和、世界連邦主義、そして世界民主制を促進する国際非政府組織「世界連邦主義者運動World Federalist Movement」評議会委員。法律専攻、経営管理習得の後、経営コンサルタント企業で勤務
上村 雄彦(ウエムラ タケヒコ)
国連食糧農業機関FAO住民参加・環境担当官、奈良大学教養部専任講師、千葉大学大学院人文社会科学研究科准教授などを経て、横浜市立大学教授。専門はグローバル政治論、グローバル公共政策論。『グローバル・タックスの構想と射程』法律文化社は、第19回国際開発研究大来賞の最終選考に、『グローバル・タックスの理論と実践』日本評論社は、第23回国際開発研究大来賞の最終選考に選出された。以下の学位を取得:博士(学術)(2009年3月千葉大学)、学術修士(国際関係)(1993年6月カールトン大学)、法学修士(1992年3月大阪大学)
原田 雄一郎(ハラダ ユウイチロウ)
日本鰹鮪漁業協同組合連合会で漁場確保・環境問題に関わる国際交渉に従事。その後、国際水産団体OPRT(責任ある鮪漁業推進機構)に勤務。2017年度大日本水産会水産功績者
近藤 正臣(コンドウ マサオミ)
ICU行政大学院M.A.で学位取得。大東文化大学経済学部教授、日本通訳学会初代会長、東京国際大学客員教授、大東文化大学名誉教授
坂本 裕(サカモト ユタカ)
ICU卒業後、欧州系外資企業に勤務。ハワイ大学経営大学院に科学しM.B.A取得後、米国系外資企業に勤務。その後米国ベンチャ-IT企業の日本進出に携わり、財務および経営を担当
坂田 勉(サカタ ツトム)
東洋信託銀行、CIB CWood Gundy、Alocoなどに勤務。日本ファイナンス学会会員、日本証券アナリスト協会検定会員
白石 隼男(シライシ ハヤオ)
ICU行政大学院M.A.の学位取得、三菱銀行他に勤務。2019年9月に物故
横江 信義(ヨコエ ノブヨシ)
イェール大学大学院でM.A.の学位取得、通商産業省(現経済産業省)、OECD(経済協力開発機構)、IEA(国際エネルギー機関)他で勤務
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商品説明
世界議会は、各国の国益を代表する上院に加えて、国益を超えた地球益を代表する下院から構成される。そのことにより、これまで地球レベルの事柄には全く声を反映させることのできなかった市井の人々が、自分たちの想いを届けることのできる仕組みができあがる。これこそが、現在の透明性も、民主性も、説明責任もないグローバル・ガバナンスを改革し、地球レベルで民主主義を確立することを可能にし、その仕組みをもって危機的な地球規模課題を解決するのである。すなわち、世界議会は、地球規模課題を解決するための最後の切り札と言ってもよいだろう。―「監訳者解説」より。
歴史上、初めて、人類は一つの運命共同体であることを実感せざるを得ない状況に面している。核戦争の脅威、気候変動、地球環境の破壊、パンデミックミック等のグローバルな課題を克服しなければ人類と地球の将来は暗い。そのためには現在の国際体制を飛躍的に変革する必要がある。その変革の方向は、グローバル連邦政府と世界議会の設立である。本書はこの構想を、歴史的に掘り下げ、現在の課題の根源を探り、世界議会実現の具体策を提示している。
目次
監訳者解説
日本語版への序文
序
第一部 世界議会の構想――その歴史と先駆者達
第1章 ストア学派からカントまで――コスモポリタニズム、自然法、そして契約の思想
古代ギリシャのコスモポリタニズム/インドと中国におけるコスモポリタンのルーツ/ヴィトリアの「全世界共和国」/「国家主権」下の平和の概念/ホッブスとロックの社会契約思想/社会契約とボルフの「諸民族の国家Völkerstaat」/カントのコスモポリタン構想
第2章 18世紀――啓蒙主義運動、革命、議会主義
米国の連邦国家と代表民主制/議会主義の歴史的ルーツ/フランス革命のコスモポリタニズム/クローツの「人類共和国」/コスモポリタニズムの終焉
第3章 ウィーンからハーグまで――統合のダイナミックスと国際議会運動
サルトリウスの「人民共和国」/ペキュールの世界規模の統合の概念/ペキュールの世界連邦と世界議会/テニスンの「人類議会」/選挙権拡大のための長き闘争/国際議会運動の誕生/列国議会同盟IPUの設立/促進材としてのハーグ平和会議/米国における国際主義/列国議会同盟IPUを巡るイニシアティブ/ドイツの平和運動から登場した議論
第4章 世界大戦と国際連盟
「円卓会議」グループの計画/社会文化的進化の理論と世界連邦/ヴェルサイユ講和会議の協議事項となった世界議会/国際連盟規約の「ドイツ案」/国際連盟に対する失望
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 明石書店
- サイズ
- 21cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:A World Parliament
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