数学教育の戦後史 連合国占領下における新制高等学校数学科の編成過程

田中伸明/著

発売日:2025年3月

  • 数学教育の戦後史 連合国占領下における新制高等学校数学科の編成過程
  • 数学教育の戦後史 連合国占領下における新制高等学校数学科の編成過程
ページ数
277p
ISBN
978-4-7503-5909-0
著者情報
田中 伸明(タナカ ノブアキ)
三重大学教育学部教授。1962年三重県津市生まれ。広島大学教育学部卒業。三重大学大学院教育学研究科修了。三重県立高等学校教諭、広島大学教育学部非常勤講師、愛知教育大学教育学部非常勤講師、三重大学教育学部准教授を経て、2017年4月より現職。専門は、数学教育学、数学教育史研究。所属学会は、日本数学教育学会、全国数学教育学会、日本数学教育史学会ほか。三重県算数・数学研究協議会会長

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商品説明

第二次世界大戦終結後、連合国占領下においてなされた教育改革の中で、いかにして新制高等学校数学科の編成が行われたのか。GHQ/SCAPが残した機密文書を用いた丹念な史料調査により、現在に至る高等学校数学科の解き明かされていない「ルーツ」に迫る。

目次

序文

第1章 新制高等学校数学科の暫定的成立
 第1節 「高等学校学習指導要領数学科編」作成の中断
 第2節 作成中断の背景と理由
 第3節 未完の「高等学校学習指導要領数学科編」
 第4節 「新制高等学校の数学の予想」――小西報告
 第5節 「在米史料」と「小西報告」との比較
 第6節 第1章の総括

第2章 新制高等学校数学科の準必修化をめぐる議論
 第1節 試験的教科課程の最終的「試」案
 第2節 「必修数学の延長要求問題」の提起
 第3節 陳述書(statement)と確固とした根拠(sound basis)
 第4節 野村武衛の来訪
 第5節 「必修数学の延長要求問題」の収束
 第6節 「発学156号」に見る「準必修」的扱い
 第7節 数学科科目選択の実際
 第8節 第2章の総括

第3章 占領下における新制高等学校数学科用教科書の成立
 第1節 数学教科書の英訳原稿と認可・検定
 第2節 教科書発行計画と中等学校教科書株式會社
 第3節 別冊教科書「数表」の復刻問題
 第4節 新制高等学校数学科構造の具体化と教科書の分冊
 第5節 『数学 解析編(I)(II)』の検閲と認可,発行
 第6節 『数学 幾何編(1)(2)』の検閲と認可,発行
 第7節 第3章の総括

第4章 新制高等学校の基準をめぐる議論
 第1節 残存した旧制中学校への新教科課程の適用
 第2節 新制高等学校認可制度に関する議論
 第3節 新制高等学校の学力水準に関する議論
 第4節 文部省の組織改変と改革課題
 第5節 定時制高等学校の問題
 第6節 『新制高等学校実施の手引』に関する議論
 第7節 新制中学校・高等学校の中等教育としての一体化
 第8節 第4章の総括

ほか

商品詳細

出版社名
明石書店
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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