日本の福清出身華僑の生活誌 移住、生業、故郷とネットワーク

張玉玲/著

発売日:2025年3月

  • 日本の福清出身華僑の生活誌 移住、生業、故郷とネットワーク
  • 日本の福清出身華僑の生活誌 移住、生業、故郷とネットワーク
ページ数
462p
ISBN
978-4-87984-463-7
著者情報
張 玉玲(チョウ ギョクレイ)
南山大学外国語学部・国際地域文化研究科教授、人類学研究所第二種所員。2005年、名古屋大学大学院国際開発研究科修了、博士(学術)。山口県立大学講師・准教授を経て、現職。主な著書・論文に『華僑文化の創出とアイデンティティ―中華学校、獅子舞、関帝廟、歴史博物館』(ユニテ、2008年(2009年度日本華僑華人学会研究奨励賞受賞))ほか

¥5,060 税込

23 nanacoポイント

23 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

19世紀末以降、福建省福清地域から来日した華僑たち。その多くは、呉服行商を生業に日本津々浦々を歩き回っていた。戦後、世界秩序が再編され、華僑を取り巻く外部環境も目まぐるしく変動し、彼らの職業、生活、アイデンティティは大きく変容していった。「エゴ・ドキュメント」から読み解く福清出身華僑の移住・定住の軌跡は、「周縁的存在」である個々の華僑の視点から見た「日本社会」の近現代史でもある。

19世紀末以降、福建省福清地域から来日した華僑たち。その多くは、呉服行商を生業に日本津々浦々を歩き回っていた。戦後、世界秩序が再編され、華僑を取り巻く外部環境も目まぐるしく変動し、彼らの職業、生活、アイデンティティは大きく変容していった。「エゴ・ドキュメント」から読み解く福清出身華僑の移住・定住の軌跡は、「周縁的存在」である個々の華僑の視点から見た「日本社会」の近現代史でもある。

目次

序章 福清出身の華僑・華人をめぐる視点
1 問題の所在
2 先行研究についての検討
3 本書の視座と研究方法
4 本書の構成

第1章 福清出身者の日本移住と呉服行商
はじめに
1 福清人の日本移住の歴史
2 明治初期の福清出身者
3 呉服行商人の福清出身者の来日とその実態
4 まとめ―近代日本の新たな社会構造のなかで生存空間を見出す

第2章 福清の呉服行商人と近代日本の農村社会―ある華僑の回想録への解読を通して
はじめに
1 福清呉服行商人と日本農村の近代産業化
2 「変わらない」農村の慣習と行商人
3 村の一員か、厄介なよそ者か
4 まとめ―日本社会を逆照射する

第3章 ドキュメントから見る福清華僑の「移動」
はじめに
1 日中戦争勃発前の暮らしと移動
2 日中戦争下の華僑
3 戦後の華僑の「帰国」と「探親」
4 まとめ―「大きな歴史」のなかに福清出身者の「移動」と暮らしを位置づける

第4章 戦後における職業転換とコミュニティの再編
―福岡、熊本、鹿児島在住華僑を中心に
はじめに
1 一九世紀末から二〇世紀初頭の福清人と中華料理店経営
2 熊本林一族によるスーパーマーケット経営への展開
3 熊本の華僑コミュニティと同郷者ネットワーク
4 鹿児島県の華僑
5 まとめ―地方における福清出身華僑の職業転換とコミュニティの再編

第5章 移住・再移住と地方都市の近現代化―三重県と島根県へ移住した福清出身者
はじめに
1 和歌山県から三重県・尾鷲市へ―林孫?の貸金業への転身
2 尾鷲市に移住したほかの福清出身者
3 津市唯一の華僑として―蔡義雄一家の移住
4 経済成長期の尾鷲と福清出身華僑の移住
5 島根県の福清出身者と華僑コミュニティ
6 まとめ―日本の流通革命とともに

ほか

商品詳細

シリーズ名
南山大学学術叢書
出版社名
松籟社
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。