ブックレット近代文化研究叢書 19「はじめまして、助動詞 はてしなく深くて不確かな古典文法の世界」

発売日:2025年3月

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巻の著者
須永哲矢/著
巻の書名
はじめまして、助動詞 はてしなく深くて不確かな古典文法の世界
ページ数
142p
ISBN
978-4-7862-0318-3
著者情報
須永 哲矢(スナガ テツヤ)
昭和女子大学近代文化研究所所員研究員、昭和女子大学人間文化学部日本語日本文学科教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。専門分野は日本語学。文法論を中心にコーパス等、電子データを用いた研究のほか、古典に関する学校教育

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商品説明

学校で学ばされた古典文法。特にその要点とされる助動詞。無味乾燥で、意地の悪いひっかけ問題に使われ、読めるはずの文をかえって読めなくしているような、つまらないやつ。教科書に載っている物語が、多様な表情を見せるのに対し、文法は冷たくて、どこまでいっても無表情なまま。そんな文法に表情が見えたのは、大学に入ってからだった。高校までに覚えさせられたのは、文法について考えるための前提に過ぎず、そこから考えることはいくらでも広がる。文法とは、覚えるものではなく、考えて、自分でつくり出すものであり、学校で暗記させられたあの活用表も、誰かが考えた結果であった。そして別の誰かには、別の考えがあり、意外にも、そもそもわかっていないことがいくらでもある。無機的な表に閉じ込められていた助動詞が、活用形が、未知の生き物のように見えてくる。あれ? 面白いぞ、この世界…。気づけば大学で、古典語の文法を教えるようになっていた。(略)
 高校で助動詞に散々いじめられた記憶がある人も、ほとんど覚えられなかった人も、「覚えて、できなければいけないこと」という呪縛から離れ、「ねえねえ知ってる? ティラノサウルスってね…」というちょっとした話を聞くような気持ちで、助動詞の話に、お付き合いいただきたい。
はじめまして、助動詞。(「はじめに」より)

目次

目 次
はじめに 3
序説 5
Part I 古典文法の深淵へ
第1章 活用形概説   15
1.活用形の形式と意味   15
2.「連用と連体」から   20
3.「未然と已然」から   26
4.助動詞にとっての活用形   30

第2章 助動詞と、それが接続する活用形   32
1.「ず」「む」「じ」―「非現実」としての打消、意志・推量   35
3.「む」ならざる“推量”“推定”―終止形接続の助動詞の位置   43
4.「現実」としての過去・完了   50
5.ここまで扱われていない「助動詞」   57
6.活用形、再論   60

Part II 古典文法の彼方へ
第1章 古 典文法を学び、古典文法で遊ぶ―学生からの出力   67
第2章 擬人化助動詞・活用形キャラクター大図鑑   73
第3章 擬 人化キャラクターを利用した展開 ―漫画で学ぶ活用形   112
おわりに   140
主要参考文献   142

商品詳細

出版社名
昭和女子大学近代文化研究所
サイズ
26cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

注意事項

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