十五年戦争と軍都・佐伯 ある地方都市の軍国化と戦後復興

軸丸浩/著

発売日:2025年3月

  • 十五年戦争と軍都・佐伯 ある地方都市の軍国化と戦後復興
  • 十五年戦争と軍都・佐伯 ある地方都市の軍国化と戦後復興
ページ数
253p
ISBN
978-4-86329-304-5
著者情報
軸丸 浩(ジクマル ヒロシ)
1960(昭和35)年、大分県津久見市生まれ、間もなく佐伯市に転居し、小学校時代を過ごす。1983(昭和58)年、熊本大学教育学部卒業。元大分東明高等学校教諭。現在、歴史研究家

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商品説明

本書は、明治・大正期に海軍の軍事演習の根拠地となり、一九三〇年代に海軍航空隊が設置された佐伯町(大分県)が、連合艦隊および海軍航空隊と共存するなかでその地域がどのように変容したのか、また、戦後解体されたはずの「軍都佐伯」が、なぜ「海軍基地に逆戻り」と新聞で報道されたのか、その一連の歴史を描いたものである。

戦後80年の年である。あの太平洋戦争の戦前・戦中・戦後に、ひとつの地方都市(本書では大分県佐伯市)が、どのような戦略のもとに〈軍都〉となっていったのか、そしてどのように戦後処理が行なわれたのかを各方面の(特に海軍関連)資料から描き出す。従来、地方都市が〈軍都〉に指定され海岸と海上防衛にそなえて「海軍航空隊」が設置された経緯とその実態はあまり語られてこなかった。本書は「軍国化」とはどういうことか、「戦争責任」をどう考えるべきか、を戦後80年の節目に改めて問い直す出色の一冊。

目次

第一編 軍都佐伯への兆し
 日清・日露戦争と豊予要塞の建設/海軍思想普及講演会
第二編 軍都佐伯の形成
 満州事変と佐伯/佐伯海軍航空隊の発足/国民統合の加
 速/航空隊御用達と佐伯地方の花柳界
第三編 日中戦争と佐伯
 戦争と教育/重慶爆撃
第四編 太平洋戦争下の豊後水道
 機雷の配備/丹賀砲台の爆発事故
第五編 終戦と佐伯
 戦後復興のなかで/海上自衛隊佐伯基地分遣隊の開隊
資料編 水銀鉱山
 どうやって水銀を取り出したのか?/戦時下の佐伯水銀
 鉱山
戦争責任について思うこと

商品詳細

出版社名
弦書房
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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