ブリューゲルの“劇場” 罪・祝祭・諺

森洋子/著

発売日:2025年3月

  • ブリューゲルの“劇場” 罪・祝祭・諺
  • ブリューゲルの“劇場” 罪・祝祭・諺
ページ数
484p
ISBN
978-4-8055-0989-0
著者情報
森 洋子(モリ ヨウコ)
明治大学名誉教授、ベルギー王立考古学アカデミー外国人会員。西洋美術史(16世紀ネーデルラント美術)。お茶の水女子大学卒、独ミュンヘン大学、米ブリンマー・カレジ(修士)。ベルギー政府給費留学、学術博士(国際基督教大学)。ウジェーヌ・ベ国際賞(ベルギー)、ベルギー王冠勲章シュヴァリエ章、紫綬褒章。著作:『ブリューゲル全作品』(中央公論社、1988年、改訂2008年)、『ブリューゲルの「子供の遊戯」―遊びの図像学』(未來社、1989年、サントリー学芸賞他)他

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商品説明

人間の愚行、社会の諷刺、道徳の寓意、巨匠の舞台を読み解く。

本書の書名『ブリューゲルの“劇場”―罪、祝祭、諺』には、画家ブリューゲルが人間のさまざまな罪深い営みを“舞台上で演じる役者の名演技”のように描いている、というメッセージを込めた。また人間は祝祭を歓迎するものの、それに没頭する行為には欲望が潜んでいる、というメッセージもある。さらにブリューゲルはそうした人間模様に同時代のポピュラーな諺を織り込み、ヴィジュアル効果を使って諺の道徳教訓性を伝えている、というメッセージもある。(本書「あとがき」より引用)
約300点にのぼるフルカラーの図版とともに綴られた、ブリューゲル研究に心血を注ぐ著者、渾身の研究成果。

目次

第I部 ブリューゲルの作品論
第一章 再発見されたブリューゲルの《聖マルティン祭のワイン》?来歴と図像解釈
第二章 ブリューゲルの二つの《バベルの塔》の表象性 ?中世から近世にかけて
第三章 ブリューゲルの《節制》の図像解釈

第II部 諺図像学の提唱
第四章 ブリューゲルの《ネーデルラントの諺》と古い日本の諺画像
第五章 十六、十七世紀ネーデルラントの「青いマント」の諺図像
第六章 笑いの図像表現に“読む”諺 ?十六、十七世紀のフランドル、オランダ絵画を中心として
第七章 近年のブリューゲル研究の成果・課題・提言 ?《悪女フリート》他

第III部 ブリューゲルの周辺の世界
第八章 ウリッセ・アルドロヴァンディ『全偶蹄四足獣誌』の博物誌的・美術史的な意味
第九章 リヒテンシュタイン侯家コレクションの二人の偉大な樹立者 ?カール・オイゼビウス侯とヨハン・アダム・アンドレアス一世侯
コラム ロココ様式の金の馬車 ?リヒテンシュタイン侯家コレクションの絶品

商品詳細

出版社名
中央公論美術出版
サイズ
22cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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