「おくのほそ道」を読む「決定版」
発売日:2025年5月
- 版数
- 決定版
- ページ数
- 332p
- ISBN
- 978-4-480-44026-6
- 著者情報
- 長谷川 櫂(ハセガワ カイ)
1954年熊本生まれ。俳人。朝日新聞俳壇選者、インターネット歳時記「きごさい」代表、神奈川近代文学館副館長、俳句結社「古志」前主宰。『俳句の宇宙』でサントリー学芸賞(1990)、句集『虚空』で読売文学賞(2003)を受賞
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商品説明
芭蕉にとって、「おくのほそ道」とはなんだったのか。六百里、百五十日に及ぶ旅程を通して、芭蕉は大いなる人生観と出遭う。それは「不易流行」と「かるみ」だ。流転してやまない人の世の苦しみをどのように受け容れるのか。全行程を追体験しながら、その深層を読み解く。新書版『「奥の細道」をよむ』に、現代語訳と曾良随行日記を新たに付し、また大幅な加筆と修正を行った決定版となる。
芭蕉にとって、「おくのほそ道」とはなんだったのか。六百里、百五十日に及ぶ旅程を通して、芭蕉は大いなる人生観と出遭う。それは「不易流行」と「かるみ」だ。流転してやまない人の世の苦しみをどのように受け容れるのか。全行程を追体験しながら、その深層を読み解く。新書版『「奥の細道」をよむ』に、現代語訳と曾良随行日記を新たに付し、また大幅な加筆と修正を行った決定版となる。
目次
第一章 「かるみ」の発見
『おくのほそ道』の旅/歌仙「木のもとに」の巻/気に入らなかった芭蕉/平明な言葉で写しとること/芭蕉、最後の旅/隣は何をする人ぞ/心の「かるみ」
第二章 なぜ旅に出たか
漂泊の思ひやまず/蕉風開眼とは何か/心の世界を開く/音がきっかけ/切れと「間」/古池型の句/なぜ、みちのくなのか
第三章 『おくのほそ道』の構造
歌枕の宝庫/歌仙の面影/歌仙は芭蕉の骨髄/面影ということ
第四章 旅の禊―深川から遊行柳まで
別れと禊/深川(プロローグ)/千住(旅立ち)/草加/室の八島/日光(仏五左衛門)/日光(御山詣拝)/日光(黒髪山)/日光(裏見の滝)/那須野/黒羽/雲巌寺/殺生石/遊行柳
第五章 歌枕巡礼―白河の関から平泉まで
歌枕の廃墟/白河の関/須賀川(等窮)/須賀川(軒の栗)/浅香山/信夫の里/飯塚の里(佐藤庄司)/飯塚の里(貧家の一夜)/笠島/武隈の松/宮城野/壺の碑/末の松山、塩竈の浦/塩竈明神/松島(松島湾)/松島(雄島が磯)/瑞巌寺/石の巻/平泉(高館)/平泉(中尊寺)
第六章 太陽と月―尿前の関から越後路まで
宇宙的な体験/尿前の関(封人の家)/尿前の関(山越え)/尾花沢/立石寺/最上川(大石田)/最上川(川下り)/出羽三山(羽黒山)/出羽三山(月山、湯殿山)/鶴岡、酒田/象潟/越後路/不易流行について
第七章 浮世帰り―市振の関から大垣まで
さまざまな別れ/不易流行から「かるみ」へ/市振の関/越中路/金沢、小松/多太神社/那谷/山中/全昌寺/汐越の松/天龍寺、永平寺/福井/敦賀/種の浜/大垣/跋
エピローグ―その後の芭蕉
当門の俳諧、一変す/『猿蓑』の世界へ
曾良随行日記
芭蕉 略年譜
新書版あとがき/文庫版あとがき
句索引
和歌索引
商品詳細
- シリーズ名
- ちくま文庫 は58-1
- 出版社名
- 筑摩書房
- サイズ
- 15cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
注意事項
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