スピノザ 「変性の哲学者」の思想世界
発売日:2025年5月
- ページ数
- 342p
- ISBN
- 978-4-480-01822-9
- 著者情報
- 加藤 節(カトウ タカシ)
1944年、長野県に生まれる。1969年、東京大学法学部卒業。1974年、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。専門は政治学史・政治哲学。成蹊大学名誉教授
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商品説明
スピノザは、十七世紀の他の思想家に比し、人間像と思想像において際立つほど多面的に受けとめられてきた。ユダヤ教会からの「破門」によって始まった「思考する実存」としての生。著作や書簡の読解から浮かび上がる固有の「精神の運動」。それらはどのような思想世界を形づくったのか。本書は、従来のイメージにとらわれることなく、スピノザにおける倫理学と政治学、そして聖書批判の内的連関を見定め、その思想を統一的に描き出す。
「神即自然」の認識を通して最高善へ――
政治思想史家畢生の書
スピノザは、十七世紀の他の思想家に比し、人間像と思想像において際立つほど多面的に受けとめられてきた。ユダヤ教会からの「破門」によって始まった「思考する実存」としての生。著作や書簡の読解から浮かび上がる固有の「精神の運動」。それらはどのような思想世界を形づくったのか。本書は、従来のイメージにとらわれることなく、スピノザにおける倫理学と政治学、そして聖書批判の内的連関を見定め、その思想を統一的に描き出す。
目次
本書を導くスピノザの六つの言葉
凡例
プロローグ──スピノザの独自性
第一章 伝説と実像との間
第一節 分岐するスピノザ像
第二節 伝説と実像との間──本書の課題と基本的な視座
第二章 生の軌跡
第一節 「破門」まで
第二節 破門以後
第三章 倫理学──形成と展開
第一節 「精神の運動」──方法の問題
第二節 倫理学の展開とその問題性
第四章 政治学──形成と展開
第一節 論点の整理
第二節 政治的共同体の形成
第三節 政治的共同体の「目的」
第五章 聖書批判の展開
第一節 論点の整理
第二節 哲学と信仰=神学との分離
第三節 聖書解釈の批判的方法
第四節 聖書解釈の展開と「変性」の企図への隘路
エピローグ──スピノザからのメッセージ
あとがき──スピノザをめぐる研究私史からの断想
参考文献
商品詳細
- シリーズ名
- 筑摩選書 0304
- 出版社名
- 筑摩書房
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 新書・選書
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