概説レトリック
発売日:2025年3月
- ISBN
- 978-4-8234-1297-4
- 著者情報
- 小松原 哲太(コマツバラ テツタ)
1986年、兵庫県神戸市生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。立命館大学言語教育センター外国語嘱託講師、神戸大学大学院国際文化学研究科講師を経て、同准教授
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商品説明
言葉には力がある。言葉の力を最大限引き出すために、レトリックの基本概念から分析法まで体系的にバランスよく学べる、必携の一冊。
昔も今も、言語の技術は社会生活の切実な問題である。「話し方を変えれば人生が変わる」「文章術で成功する」と謳う本は巷に溢れているが、言語技術の研究史の原点は、修辞学(レトリック)にある。本書は、相手の思考、感情、行動に、言葉がさまざまな影響を与えるメカニズムを言語科学の立場から探求し、実例にもとづいて、古今の修辞学のエッセンスを概説する。比喩論にとどまらず、レトリックの全貌を描く。
目次
はじめに
第 1 章 修辞学の研究プログラム
1.1 修辞学のアプローチ
1.1.1 「修辞的」の意味
1.1.2 レトリックの定義
1.1.3 修辞学の意義
1.2 修辞学の伝統と刷新
1.2.1 修辞学の伝統
1.2.2 修辞学の刷新
1.2.3 言語科学としての修辞学
1.3 修辞学の 5 部門
1.3.1 発想論:コミュニケーションの要素
1.3.2 配列論:コミュニケーションの構造
1.3.3 文体論:コミュニケーションの表現法
1.3.4 記憶論:コミュニケーションの知識
1.3.5 発表論:コミュニケーションの実践
第 2 章 発想論:コミュニケーションの要素
2.1 発想論とは
2.2 レトリックの発想
2.2.1 課題の分析
2.2.2 対象の分析
2.2.3 方法の分析
2.3 発想の類型
2.3.1 エトス
2.3.2 パトス
2.3.3 ロゴス
2.4 本章のまとめ
第 3 章 エトス:信頼のコミュニケーション
3.1 信頼のコミュニケーション
3.1.1 エトスの定義
3.1.2 前提エトス
3.1.3 談話エトス
3.2 異質性によるエトス
3.2.1 知性と有能さ
3.2.2 感性と善意
3.2.3 道徳性と品格
3.3 同質性によるエトス
3.3.1 属性の共通性
3.3.2 経験の共通性
3.3.3 価値観の共通性
3.4 本章のまとめ
第 4 章 パトス:情意のコミュニケーション
4.1 情意のコミュニケーション
4.1.1 パトスの定義
4.1.2 感情を抱く対象
4.1.3 感情の種類
4.1.4 感情を引き起こす状況
4.2 現前化によるパトス
4.2.1 視覚的な現前化
4.2.2 写実的な現前化
4.2.3 比喩的な現前化
4.3 共感によるパトス
4.3.1 問い:これから何が起きるのか
4.3.2 答え:こんなことが起きるだろう
4.3.3 感情的反応
4 ほか
商品詳細
- 出版社名
- ひつじ書房
- フォーマット
- 単行本
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