開発政治学と持続可能な開発 途上国のガバナンス制度化の総合的考察
発売日:2025年3月
- ページ数
- 272p
- ISBN
- 978-4-7710-3877-6
- 著者情報
- 木村 宏恒(キムラ ヒロツネ)
九州大学大学院法学研究科博士後期課程修了、博士(法学)。名古屋大学名誉教授(国際開発研究科)
小山田 英治(オヤマダ エイジ)
名古屋大学大学院国際開発研究科博士課程修了、博士(学術)。現在、同志社大学大学院グローバルスタディーズ研究科教授
杉浦 功一(スギウラ コウイチ)
神戸大学大学院国際協力研究科博士課程修了、博士(政治学)。現在、文教大学国際学部教授
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商品説明
途上国の開発目標達成に必要なガバナンスとは何か。法の支配、汚職対策、民主的制度などのガバナンス要素と、世界的な民主主義の後退や国際的な政治要因などのガバナンスに影響を与える要素の両面からガバナンスの制度化を考察する。
途上国の開発目標達成に必要なガバナンスとは何か
持続可能な開発には、開発政治学のアプローチが必要である。本書は、国際援助機関のガバナンス認識、世界的な民主主義の後退、民主的選挙や汚職対策、法の支配、SDGsの達成状況、地方分権と地方自治、アフリカの紛争後国家の事例、国際政治的要因の検証を通じて、SDGsを中心とした開発目標の達成に必要なガバナンスの制度化を考察する。
目次
序 章 途上国の開発における「開発政治学」の役割
はじめに
──問題の設定──
1 国際開発学における開発政治学
2 政治学における開発政治学
3 持続可能な開発における開発政治学
4 序章のまとめと各章で書かれていること
第1章 主要援助機関におけるガバナンス認識の変遷とSDGへの対応
──“Governance matters”から“Politics matters”へ──
はじめに
1 途上国の開発におけるガバナンス不可欠性議論の概要
2 世界銀行におけるガバナンス認識の変遷
3 国連開発計画(United Nations Development Program : UNDP)
4 イギリス国際開発省(Department for International Development : DFID)
5 ガバナンスとSDG 政策
── SDG16,17に寄せて──
おわりに
第2章 世界的な民主主義の後退と民主的ガバナンス
はじめに
1 世界的な「民主主義の後退」
2 政治と開発
3 民主主義とガバナンス
おわりに
第3章 持続可能な開発へ向けた民主的選挙の制度化の課題
はじめに
1 民主主義と持続可能な開発
2 民主的選挙の制度化とは何か
3 どのように民主的選挙は制度化するのか
おわりに
第4章 ワースト・ガバナンスの国々におけるSDGs の達成状況
はじめに
1 ガバナンスの本質
2 ガバナンスとSDGs
3 ガバナンスが機能していない国々
4 ワースト・ガバナンスの国々におけるSDGs の達成状況
おわりに
──ガバナンスとSDGs の今後の方向性──
第5章 途上国のローカル・ガバナンス
──新家産制国家におけるクライエンテリズムの制度化とその変質──
はじめに
1 1990年代の基盤・起点としての独立後の国家構造
2 途上国の中央・地方関係
3 地方有力者層の中 ほか
商品詳細
- シリーズ名
- シリーズ転換期の国際政治 22
- 出版社名
- 晃洋書房
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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