クビライ・カアンの驚異の帝国 モンゴル時代史鶏肋抄
発売日:2025年3月
- ページ数
- 300,35p
- ISBN
- 978-4-623-09846-0
- 著者情報
- 宮 紀子(ミヤ ノリコ)
1972年生まれ。徳島県出身。京都大学大学院文学研究科博士後期課程所定研究指導認定退学(中国語学中国文学)。博士(文学)。現在、京都大学人文科学研究所助教。主著『モンゴル時代の出版文化』名古屋大学出版会、2006年(2009年第5回日本学術振興会賞、日本学士院学術奨励賞)。『モンゴル時代の「知」の東西(上・下)』名古屋大学出版会、2018年(2018年第7回パジュ・ブック・アワード著作賞)
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商品説明
「鶏肋」とはニワトリのあばら骨の意で、『後漢書』にある曹操の逸話から取られた言葉。多言語の文献を軸に挿絵・地図・美術工芸品・出土文物等を駆使して研究をつづける著者が、捨てるには勿体ない味な史資料を徒然、筆の赴くままに紹介してゆく。アジア、ヨーロッパ、そしてアフリカ(アフロ・ユーラシア)、世界を跨ぎ、人・物・情報が縦横無尽に交流していたモンゴル時代を、マクロ、ミクロ、さまざまな視点から、時に現代・日常生活に引き付けつつ紐解く。
「鶏肋」とはニワトリのあばら骨の意で、『後漢書』にある曹操の逸話から取られた言葉。多言語の文献を軸に挿絵・地図・ 美術工芸品・出土文物等を駆使して研究をつづける著者が、捨てるには勿体ない味な史資料を徒然、筆の赴くままに紹介してゆく。アジア、ヨーロッパ、そしてアフリカ(アフロ・ユーラシア)、世界を跨ぎ、人・物・情報が縦横無尽に交流していたモンゴル時代を、マクロ、ミクロ、さまざまな視点から、時に現代・日常生活に引き付けつつ紐解く。
目次
はじめに──書斎から空前の大帝国へ旅しよう!
一三世紀の世界(地図)
チンギス・カン家の系譜略図
重要語彙
I 頓珍漢に筆を執り
1 クビライのマスク
2 権威もつはんこ
3 はんこがもたらす権威
II ユーラシアの文化交流を眺めれば
1 ユーラシアの東西で読まれた法令書
2 モンゴルの文字の来し方・行く末
3 ユーラシアの東西で読まれた医学書
4 ユーラシアの東西で鑑賞された道釈画
III クビライの海上展開に導かれ
1 バヤンの肖像
2 一兵卒が語る東南アジア遠征
3 象の輿に乗って
4 キリンが来る!
5 新異なるアフリカ
IV モンゴル経済圏に組み込まれたヨーロッパ
1 描かれたヨーロッパ
2 ヨーロッパの権力者たち
3 ヨーロッパからの輸入品
4 天翔ける駿馬
V 華やかな宮廷生活を送るには
1 君主は錦繍がお好き
2 ファッションモードはカアンから
3 消化・継承されるファッション
VI 飲めや歌えやの大宴会
1 オルガンの調べに乗せて
2 奏で称えよ、われらが黄金の歴史を
3 まずは跪いて拝め
4 酒宴におけるエチケット
VII 時には雑学・小細工も必要で?
1 追風(おいて)に帆かけて大都へと
2 カアンの絡繰時計──東への影響
3 カアンの絡繰時計──西からの影響
4 もしもし、亀よ、亀さんよ
VIII 征服された人々の生き様から
1 趙良弼と儒学校
2 文天祥の実像
3 ある南宋遺臣の物語
4 鮮于枢の直筆原稿
IX 帝国瓦解までの道程をふりかえる
1 アラクカン家から眺める帝室の攻防──チンギス・カン〜モンケ
2 アラクカン家から眺める帝室の攻防──モンケ〜クビライ
3 アラクカン家から眺める帝室の攻防──クビライ〜トゴンテムル
4 カアンの権力の衰退
5 災厄の根源へ
おわりに──ただいま! 書斎
関連文献 ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 叢書・知を究める 27
- 出版社名
- ミネルヴァ書房
- サイズ
- 20cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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