「障害理解」再考 他者との協働に向けて
発売日:2025年3月
- ページ数
- 189p
- ISBN
- 978-4-7710-3910-0
- 著者情報
- 丸岡 稔典(マルオカ トシノリ)
1976年生まれ。現在、四天王寺大学社会学部教員
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商品説明
階段だけの駅のホーム、手の届かない位置にあるボタン、点字ブロックの上に立ち止まる人、「かわいそう」という感想…。障害者に対する物理的な障壁(バリア)や人々の価値観が、あるいはそれらによって生じる障害者自身の自己否定が、障害者の可能性を制限する。「障害のある身体の経験」に注目し、「障害」をアイデンティティの視点からとらえ直し、障害者と健常者の「協働」の先に健常者を中心とした文化・価値観を見直す可能性を模索する一冊。
合理的配慮やバリアフリーの後に残るもの
階段だけの駅のホーム、手の届かない位置にあるボタン、点字ブロックの上に立ち止まる人、「かわいそう」という感想……。障害者に対する物理的な障壁(バリア)や人々の価値観が、あるいはそれらによって生じる障害者自身の自己否定が、障害者の可能性を制限する。「障害のある身体の経験」に注目し、「障害」をアイデンティティの視点からとらえ直し、障害者と健常者の「協働」の先に健常者を中心とした文化・価値観を見直す可能性を模索する一冊。
目次
第1章 障害理解をめぐる課題と展望
第1節 障害理解と障害の社会モデルの課題
第2節 「障害の社会モデル」の再検討
第3節 健常者を中心とした社会の価値観の反省と障害者と健常者の協働
第4節 刊行の目的と本書の構成
第2章 障害者運動とアイデンティティ形成
第1節 アイデンティティと他者との相克
第2節 障害の社会モデルと差異派障害者運動
第3節 1970年代の「青い芝」神奈川県連合会と「障害」アイデンティティの確立
第4節 1990年代の自立生活センターによるピア・カウンセリングとアイデンティティ形成
第5節 身体的存在としてのアイデンティティ
第6節 私と他者が共に生きるアイデンティティ
第3章 重度障害者の障害認識とその変容
第1節 障害受容論とアイデンティティ
第2節 2人の重度脳性マヒ者へのインタビュー調査
第3節 Xさんのライフストーリー
第4節 Yさんのライフストーリー
第5節 2人のライフストーリーからみえてくる障害への認識とその変化
第6節 ま と め
第4章 障害者介助の社会化と介助関係
第1節 障害者の自立生活と介助の社会化
第2節 介助行為への意識
第3節 介助の社会的労働化と介助行為の意味変容
第4節 介助関係への意識
第5節 介助をとおした他者との向き合い
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 晃洋書房
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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