天皇の軍事輔弼体制 元帥と戦争指導の政治史
発売日:2025年3月
- ページ数
- 348,10p
- ISBN
- 978-4-8158-1192-1
- 著者情報
- 飯島 直樹(イイジマ ナオキ)
1992年千葉県生まれ。現在、釧路公立大学経済学部講師、博士(文学)
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商品説明
政軍関係の難題に挑む。「輔弼」として知られる天皇への助言システムは、昭和期までは有効に機能し、軍統制の一大焦点となっていた。天皇―軍関係の核心を、明治の建軍から二度の大戦まで初めて統一的に解明。多角的な輔弼構造の形成と衰微を実証し、軍部の台頭や戦争責任問題にも新たな光を当てる意欲作。
「輔弼」として知られる天皇への助言システムは、昭和期までは有効に機能し、軍統制の一大焦点となっていた。天皇―軍関係の核心を、明治の建軍から二度の大戦まで初めて統一的に解明。多角的な輔弼構造の形成と衰微を実証し、軍部の台頭や戦争責任問題にも新たな光を当てる意欲作。
目次
凡 例
序 章 天皇と陸海軍の近代史
1 問題の所在 ―― 政軍関係史のなかの天皇
2 課題と分析視角 ―― 陸海軍の自律化をめぐる天皇-軍関係
3 先行研究と本書の構成
――「天皇の軍隊」をめぐる政治史的・軍事史的研究の接合
第I部 天皇の軍事輔弼体制と軍統制
第1章 明治天皇の軍事指導と軍事輔弼体制の始動
―― 元帥府・軍事参議院の成立
はじめに
1 元帥府設置以前の軍事輔弼体制
2 元帥府の設置・運用と陸海軍対立
3 軍事参議院の設置と元帥府改革構想
―― 軍事輔弼体制再編の試み
おわりに
第2章 大正天皇の第一次世界大戦
―― 戦争指導の実態と軍事輔弼体制
はじめに
1 大正天皇の登場と軍事輔弼体制
2 大正天皇と第一次世界大戦
3 大正天皇と軍事輔弼体制の親和性
おわりに
第II部 陸海軍の軍事輔弼体制と軍統制
第3章 軍政優位体制と軍事輔弼体制の相克
―― 陸軍の軍事輔弼体制再編とその影響
はじめに
1 元帥個人への公式下問停止問題
2 「臣下元帥」生産凍結論と陸海軍
3 陸軍による軍事輔弼体制再編と海軍・宮中
おわりに
第4章 陸海軍「協同一致」の論理の動揺
―― ロンドン海軍軍縮条約の衝撃
はじめに
1 日露戦後の元帥府と軍事参議院の機能
2 ロンドン海軍軍縮条約批准時の陸海軍連携
3 海軍単独軍事参議会開催とその影響
おわりに
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 名古屋大学出版会
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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