境界と周縁 社会言語学の新しい地平
発売日:2025年2月
- ページ数
- 277p
- ISBN
- 978-4-8234-1273-8
- 著者情報
- 三宅 和子(ミヤケ カズコ)
東洋大学名誉教授。専門は、社会言語学、メディア論、日本語教育
新井 保裕(アライ ヤスヒロ)
文京学院大学外国語学部准教授。専門は、社会言語学、韓国朝鮮語学
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商品説明
本書は、21世紀の言語・コミュニケーションの課題に「境界」と「周縁」の視点から迫る。ジェンダー、翻訳通訳、危機言語、移動する人々、方言やマイノリティ言語、言語実践のリアリティなどをテーマとする11の論考は、「境界」と「周縁」の恣意性、曖昧性、政治性、暴力性、潜在するイデオロギーを多様な論点と方法で顕在化させ、新たな研究の地平を照らしだす。
執筆者:新井保裕、新垣友子、井上史雄、尾辻恵美、木本幸憲、熊谷慈子、クレア・マリィ、寺尾智史、坪井睦子、滕越、三宅和子
目次
まえがき
序章 「境界」と「周縁」から読み解く社会とことば
三宅和子
1.本書の背景と目的
2.パラダイムの転換
3.「境界」と「周縁」を語ること
4.本書の構成と内容
[コラム 私の研究遍歴] 辿りついた道―周縁から見える「何か」 三宅和子
第I部 「境界」の引き方
第1章 娯楽と社会運動の境界―「LGBT ブーム」と言語的レガシー―
クレア マリィ
1.商品としてのことば、ことばという商品
2.「ブーム」となる
3.終わりに
[コラム 私の研究遍歴]スキャンダラスな研究 クレア マリィ
第2章 バルカン・バベル―言語の境界と翻訳―
坪井睦子
1.はじめに―バルカン・バベル
2.言語行為としての翻訳
3.紛争と翻訳地帯
4.(ポスト)紛争地帯の言語と翻訳
5.おわりに
[コラム 私の研究遍歴]学問の「境界」を越えて 坪井睦子
第3章 多言語地域における言語シフトと危機言語を考える―フィリピンの事例から―
木本幸憲
1.はじめに
2.なぜ危機言語は問題であるか
3.アルタ語の言語シフト
4.アルタ語の言語シフトの特徴
5.広い文脈で危機言語の問題を捉え直す
6.結語
[コラム 私の研究遍歴]フィリピン先住民のリアリティとバイタリティを見つめる 木本幸憲
第4章 幼少期に中国と日本を往還した若者のアイデンティティ交渉―共通の傾向と年齢に応じた変化―
滕越
1.はじめに
2.先行研究―国を越えた移動とアイデンティティ
3.研究方法及び研究協力者
4.分析及び考察―3つの視点から見た若者たちのアイデンティティ交渉
5.おわりに
[コラム 私の研究遍歴]偶然と選択の境界 滕越
第II部 周縁性がもたらすもの
ほか
商品詳細
- 出版社名
- ひつじ書房
- サイズ
- 21cm
- フォーマット
- 単行本
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