私たちの戦争社会学入門
発売日:2025年4月
- ページ数
- 295p
- ISBN
- 978-4-479-39447-1
- 著者情報
- 野上 元(ノガミ ゲン)
早稲田大学教育・総合科学学術院教授。1971年、東京生まれ。専門は歴史社会学。一橋大学社会学部を卒業後、東京大学大学院人文社会系研究科で博士(社会情報学)。日本女子大学助手や筑波大学准教授を経て、現在は早稲田大学教育学部社会科公共市民学専修や大学院教育学研究科社会科教育専攻で社会学を教える
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商品説明
歩兵と民主主義?冷戦と消費社会?侵略と福祉?歴史と社会の解像度が劇的に上がる。人の本質が凝縮された戦争講座スタート!
戦争を知ると、歴史と社会への解像度が激変する!
古今の戦争を振り返りながら、「誰が戦ってきたのか」「それによって何が失われ、何が作り出されてきたのか」を深堀していく。
そのほか、最先端の戦争は従来と何が違うのか、自衛隊と9条の関係をどう考えればいいのか、戦争体験者がいなくなって以降どう伝承していくのか・・・といった点を、社会学の知見を用いて、客観的・俯瞰的に解説します。
※お届け日が変更になりました
3月21日→3月24日
目次
1 誰が戦うのか
最もやっかいな公共問題
「あなたは戦いますか?」という問い/「国のために戦える」と即答できることは、良いこと?/「知らないこと」の克服が目的なのではない/「わからない」には2種類ある
2 誰が戦ってきたのか(古代と中世)
歴史を作ってきた問い
古代は、歩兵が戦う/集団で戦った古代ギリシャ/「仲間と闘う」意識が、共同意識を強くした/中世とは、騎兵が戦う時代/ローマ共和制を崩壊させた変化/なぜ、自前から支給性になったのか/「私たちが戦う」と、戦いすぎないで済む
3 誰が戦ってきたのか(近代)
民主主義、奴隷、傭兵
戦争社会学の視点で、戦争映画を観る/味方が逃げたら、味方が殺す/戦争が民主主義をもたらした時代/戦う市民、戦えない奴隷/そもそも、奴隷とは何か/命と引き換えに自由を失った人たち/なぜ奴隷の知識があまり教えられないのか/傭兵の登場/奪いまくって、売り飛ばせ!/戦争を抑制していた傭兵?/士官不足から、軍事の科学化へ/戦争は国家だけのものになっていく
4 社会思想からみる戦争
マキャベリ、ホッブズ、ロック、ルソー
「傭兵に頼ってばかりはいられない」と説いたマキャベリ/だから、市民を兵にせよ/兵役は、良きことだ/「国民軍」という発明/「国民」という意識を生んだ戦争/兵役と民主主義を結んだホッブズ/暴力を委託する/ロックとルソーの奴隷論/戦争と社会契約のモヤっとする関係/国際社会に契約は可能か?
5 20世紀の戦争(前半)
総力戦がはじまる
「総力戦」「全面戦争」って、どんな戦争?/定義するとはどういうことか/「総力戦」以前は、「部分的」にしか戦っていなかった/すべてを出し尽くし、さまざまな手段を採りうる戦争/「群れ」として殺す機関銃/無化されていく勇気と努力/それでも使用されていく機関銃/戦争はもはや人間のものではない/機械が主役の戦場で/消耗戦としての塹壕戦/突破する戦車、偵察する航空機/毒ガス、壊れてゆく兵士たちの精神/「マス」の戦争/殺戮の効率化と人間性の喪失/結束感は思想より強し/レコードがなければ終戦もなかった?/偏見や扇動のメカニズム/ステレオタイプとプロパガンダ/国家の実体化としての総力戦/国家とは何なのか/総力 ほか
商品詳細
- シリーズ名
- 未来のわたしにタネをまこう 08
- 出版社名
- 大和書房
- サイズ
- 19cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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