著作権法はどこで間違えたのか 「文化的所産の利用サイクル」説の視点から

加賀山茂/著

発売日:2025年2月

  • 著作権法はどこで間違えたのか 「文化的所産の利用サイクル」説の視点から
  • 著作権法はどこで間違えたのか 「文化的所産の利用サイクル」説の視点から
ページ数
174p
ISBN
978-4-7972-8134-7
著者情報
加賀山 茂(カガヤマ シゲル)
1948年愛媛県生まれ。1996年大阪大学法学部卒。現在、名古屋大学名誉教授、および、明治学院大学名誉教授。1979年大阪大学法学研究科博士後期課程(民事法学専攻)を単位修得退学後、国民生活センター研修部にて4年6か月間消費者保護実務をを経験。大阪大学法学部教授を経て、1996年名古屋大学法学部教授に移籍し、アジア法整備支援に参画。2005年から明治学院大学法科大学院教授、2014年同大学法学部教授を経て、明治学院大学・法と経営学研究科の立ち上げに参画後、2017年定年退職。その後、両親の住む大分県速見郡日出町に移住して、研究活動を続ける

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商品説明

◆独自の学説を創作し続けてきた民法学者が、創作の実践者として現行の著作権法に向き合った本◆
生成AIによる学習は、「公正な利用」か。生成AIによる作品は、創作的な表現か。生成AIによる作品の「著作者」は誰か。自らの創作体験に基づく「文化的所産の利用サイクル」という実践モデルに基づいて、現行の著作権法とその学説を検証、著作権法の改正への方向性を示す。

目次

『著作権法はどこで間違えたのか ―「文化的所産の利用サイクル」説の観点から』

 加賀山茂(名古屋大学名誉教授、明治学院大学名誉教授)著


【目 次】

 はしがき

◆はじめに

  1 生成AI開発者がノーベル賞を受賞したことの驚きと不安
  2 本書の目的と特色
  3 著作権法のシンプルでわかりやすい構造を目指して

◆第1部◆著作権法はどこを間違えているのか

◆第1章 著作物を無体物に限定したことの誤り

 第1節 旧法から現行法へ移行する過渡期の学説(山本桂一説)
 第2節 現行著作権法の通説の考え方(上野達弘説)
 第3節 新しい著作権学説による著作物の考え方

◆第2章 創作できるのは人間だけであるとの思い込み

 第1節 生成AIの出現の衝撃
 第2節 人間だけが有する能力とされてきた自然言語を操る生成AI
 第3節 自然言語で指令すると生成AIは絵画も作成できる
 第4節 人間とAIが協力して文化を発展させる時代の到来
 第5節 生成AIの作品の著作者が生成AIのユーザとなるための条件

◆第3章 著作権を所有権と対比して異同を探求したことの誤り

 第1節 旧法から現行法へ移行する過渡期の学説(山本桂一説)
 第2節 現行著作権法の通説の考え方(中山信弘説)
 第3節 新しい著作権学説による著作物,および,著作権の考え方

◆第4章 著作権侵害の定義なしに「依拠」を制裁するという誤り

 第1節 「権利侵害」の定義なしで制裁を加える著作権法の異常
 第2節 著作権法の罰則規定は罪刑法定主義に反している
 第3節 著作権法に置かれている過酷な刑罰規定の実態

ほか

商品詳細

シリーズ名
信山社ブックレット
出版社名
信山社
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

注意事項

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