アヤクーチョ・ケチュア語の移動表現 実験的手法を用いた類型論的研究
発売日:2025年2月
- ページ数
- 292p
- ISBN
- 978-4-8234-1269-1
- 著者情報
- 諸隈 夕子(モロクマ ユウコ)
1995年生まれ。神奈川県出身。東京大学大学院人文社会系研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、弘前大学人文社会科学部助教
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商品説明
「家に入る」「階段を上る」といった移動表現の類型論は、概念の普遍性と表現の多様性から古くより注目を集めている。アンデス地域の歴史的リンガ・フランカの1つであるケチュア語では、移動表現にどのような特徴が見られるのだろうか。本書ではアヤクーチョ県を中心に使用されるケチュア語に注目し、実験的手法で得られたデータを元に、この言語の移動表現の類型論的特徴を、世界で初めて総覧的・体系的に記述する。〈
目次
序文
略号一覧
本研究で用いた実験キット
第1章 はじめに
1.1 理論的背景:移動表現研究史
1.1.1 Talmyの類型論
1.1.2 松本の類型論
1.2 ケチュア語と移動表現
1.3 本書の構成
第2章 アヤクーチョ・ケチュア語
2.1 ケチュア語研究の概観
2.1.1 ケチュア語の社会的位置づけと歴史
2.1.2 ケチュア語の地域変種
2.1.3 アヤクーチョ・ケチュア語
2.1.4 ケチュア語文法研究
2.2 音韻論
2.2.1 音素目録
2.2.1.1 母音
2.2.1.2 子音
2.2.2 音節構造
2.2.3 アクセント
2.3 形態論
2.3.1 品詞分類
2.3.2 体言形態法
2.3.2.1 格標示
2.3.2.2 所有者の人称・数標示
2.3.2.3 数標示
2.3.2.4 体言派生接尾辞
2.3.3 用言形態法
2.3.3.1 人称・数標示
2.3.3.2 テンス
2.3.3.3 アスペクト
2.3.3.4 ヴォイス
2.3.3.5 方向接尾辞
2.3.3.6 交替指示
2.3.3.7 体言化接尾辞
2.3.3.8 体言・用言の形態法テンプレート
2.4 統語論
2.4.1 アラインメント
2.4.2 語順
2.4.2.1 基本語順
2.4.2.2 体言修飾
2.4.3 否定文・疑問文
2.4.3.1 否定文
2.4.3.2 疑問文
2.4.3.2.1 極性疑問文
2.4.3.2.2 疑問詞疑問文
2.4.4 従属節
2.4.4.1 交替指示による副詞従属節
2.4.4.2 体言化による従属節
2.4.4.2.1 体言化従属節の機能
2.4.4.2.2 体言化従属節の内の項標示
2.5 アヤクーチョ・ケチュア語における移動事象の表現手段
2.5.1 動詞による移動表現
2.5.1.1 主体移動表現で用いられる動詞
2.5.1.2 客体移動表現で用いられる動詞
2.5.1.3 抽象的放射表 ほか
商品詳細
- シリーズ名
- ひつじ研究叢書 言語編第209巻
- 出版社名
- ひつじ書房
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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