近・現代日本語謙譲表現の研究

伊藤博美/著

発売日:2025年2月

  • 近・現代日本語謙譲表現の研究
  • 近・現代日本語謙譲表現の研究
ページ数
317p
ISBN
978-4-8234-1268-4
著者情報
伊藤 博美(イトウ ヒロミ)
1965年秋田県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。高等学校教員、東北大学特任教授を経て、岩手県立大学盛岡短期大学部教授

¥7,920 税込

36 nanacoポイント

36 セブンマイル

セブン-イレブン受取り(送料無料)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

宅配(送料¥550税込)

発送目安

発売日(発売日以降は当日)~2日で発送

交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。

商品説明

江戸後期から現代にかけて成立した謙譲語について、個々の成立事情とその特徴、背景にある論理とはどのようなものか。各形式はどう変化し、今後どういう方向を辿るのか。本書では補語(敬意対象)への働きかけと被影響の内実について丁寧に分析・検討しつつ、参与者の関係の多様性もふまえた体系的記述を試みる。統計解析の手法も用いて近代以降の謙譲語の成立とその展開に焦点を当てて論じた、初の研究書。

目次

序章 本書の目的と方法
1 背景と動機
2 先行研究概観と問題の所在
2.1 敬語研究史概観 謙譲語を中心に
2.2 文法現象としての把握 松下(1923)・山田(1924)の場合
2.3 関係規定としての把握 時枝(1941)の場合
2.4 敬語的人称の設定・素材敬語と対者敬語の二大別 石坂(1944)・辻村(1963)の場合
2.5 運用面も重視した謙譲語の把握 渡辺(1971)・大石(1976)の場合
2.6 現代の謙譲語の扱い 菊地(1994)、蒲谷等(1998)の場合
2.7 ポライトネス理論上の謙譲語の扱い
3 先行研究からうかがえるもの
3.1 敬語像の変遷と「謙譲語」という名称
3.2 敬語の「正しさ」とそこに見られる意識
3.3 謙譲語の扱いの難しさ
4 本書の目的と方向性
5 本書における方法と展開

I 近・現代における謙譲語の成立と展開
第1章 現代の謙譲語の成立条件 「お/ご〜する」を例に
1 はじめに
2 「お/ご〜する」成立に関する先行研究
3 検討方法
3.1 用いる資料とその性格
3.2 検討方法の実際
4 「お/ご〜する」成立の条件
4.1 動詞の分類とタイプ
4.2 A群
4.2.1 動詞の語彙的意味と表現としての成立・不成立について
4.2.2 格表示による働きかけの違いと表現としての自然さ
4.3 B群
4.4 C群
4.5 不成立のもの
5 考察とまとめ
6 「お/ご〜する」と「お/ご〜申し上げる」との比較

第2章 近・現代の謙譲語の成立と展開1 先行研究と明治・大正期の使用例から
1 はじめに
2 先行研究から
3 資料と方法
4 明治・大正期の文学作品にみる使用例
4.1 二葉亭四迷の場合 『浮雲』『其面影』を中心に
4.2 夏目漱石の場合 主要作品を中心に
4.3 その他の作家の場合
5 「お/ご〜申す」の位置づけについて
5.1 従来の位置づけと疑問
5.2 再考の必要性

ほか

商品詳細

シリーズ名
ひつじ研究叢書 言語編第208巻
出版社名
ひつじ書房
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

注意事項

本の帯に関して
帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。
版・表紙について
版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。