目的をもたない意志 山川方夫エッセイ・コレクション「増補版」
発売日:2025年4月
- 版数
- 増補版
- ページ数
- 318p
- ISBN
- 978-4-480-44020-4
- 著者情報
- 山川 方夫(ヤマカワ マサオ)
1930年、東京生まれ。慶應義塾大学大学院中退後、第3次「三田文学」編集長として、江藤淳、坂上弘、曾野綾子をデビューさせるかたわら、自らも創作を発表する。「日々の死」で注目を集め、1958年に商業誌に進出。「演技の果て」「海の告発」など5作が芥川賞、「クリスマスの贈物」が直木賞の候補となる。65年、交通事故にて逝去
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商品説明
「「文学」は私にとり、まず私の存在のしかたであり、態度なのだ」。大江健三郎、サルトル、石原慎太郎、若尾文子、日劇、『去年マリエンバートで』、『キングコング対ゴジラ』…文学はもちろん映画や自由、恋愛まで作家がクールな文体で語るエッセイ集。新たな7篇のほか、妻・山川みどりによる作家との出会いや夫婦の生活をめぐるエッセイ4篇を増補した決定版。
「私はいまはっきりと『文学』の価値を信じている。『文学』は、おそらく、人間の尊厳の補償である」(「灰皿になれないということ」)
「一人きりの人間は、じつは『人間』ではない。人間を『人間』にする最小の単位は一人ではなく、二人である」(「正常という名の一つの狂気」)
「『文学』は私にとり、まず私の存在のしかたであり、態度なのだ」。大江健三郎、サルトル、石原慎太郎、若尾文子、日劇、『去年マリエンバートで』、『キングコング対ゴジラ』……文学はもちろん映画や自由、恋愛まで作家がクールな文体で語るエッセイ集。新たな7篇のほか、妻・山川みどりによる作家との出会いや夫婦の生活をめぐるエッセイ4篇を増補した決定版。
※お届け日が変更になりました
4月12日→4月14日
目次
"第一章 灰皿になれないということ
灰皿になれないということ
""自由""のイメージ
永井龍男氏の「一個」 ―― 〈作家論の試み〉
サルトルとの出逢い
早春の記憶 ―― グレアム・グリーンをめぐって
大江健三郎『われらの時代』
高橋和巳『悲の器』
村松剛『文学と詩精神』
獅子文六『町ッ子』
可笑しい奴 ―― 西島大君のこと
江藤淳氏について
中原弓彦氏について
『遠来の客たち』の頃 ―― 曾野綾子氏について
石原慎太郎氏について
第二章 わが町・東京
わが町・東京
神話
「日々の死」の銀座
正常という名の一つの狂気 ―― 「りゅうれんじん」〈仮題〉の原作者として
恋愛について
日劇 ―― 都会化のシンボル
麻美子と恵子と桐子の青春
海を見る
山を見る――ある心象風景として
「ザ・タリスマン」白書
半年の後……
わがままな由来 ―― ペンネーム誕生記
あの頃
一通行者の感慨
私の良妻論
第三章 目的をもたない意志 ―― 映画をめぐる断章
増村保造氏の個性とエロティシズム ―― 主に『妻は告白する』をめぐって
映画批評家への公開状
目的をもたない意志 ―― マルグリット・デュラスの個性
『情事』の観念性
中途半端な絶望 ―― アントニオーニの新作をめぐって
『二十歳の恋』
『去年マリエンバートで』への一つの疑問
『かくも長き不在』
『シルヴィ』の幻
『肉体市場』
『恋や恋なすな恋』
『オルフェの遺言』
『キングコング対ゴジラ』
付録 『山川方夫全集』月報より 山川みどり
なにもかも忽然と
最初で最後の夏
ようこそ、はるばる二宮へ
三十三年目の二宮
ほか"
商品詳細
- シリーズ名
- ちくま文庫 や61-3
- 出版社名
- 筑摩書房
- サイズ
- 15cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 文庫
注意事項
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