詩壇ジャーナリズムと詩人たち 戦後詩の成立、現代詩の展開
発売日:2025年2月
- ページ数
- 422p
- ISBN
- 978-4-86803-015-7
- 著者情報
- 加藤 邦彦(カトウ クニヒコ)
駒澤大学文学部教授。1974年生。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。早稲田大学文学部助手、梅光学院大学文学部専任講師、同准教授、佛教大学文学部教授、駒澤大学文学部准教授を経て、現職。専門は日本近現代文学、特に近現代詩
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商品説明
1950‐60年代の商業詩雑誌「詩学」「現代詩」「ユリイカ」「現代詩手帖」は、さまざまな特集を組み、詩の進むべき道を切り拓いていった。そうした「詩壇ジャーナリズム」の時代を生きた詩人たちは、どのようにしてみずからの詩を構築したのか。また、詩人たちの問題意識は「詩壇ジャーナリズム」にどう導かれたのか。綿密な調査により、戦後詩から現代詩への展開を当時の社会的状況とあわせて捉え直す。
詩史の潮流をたどる
1950-60年代の商業詩雑誌「詩学」「現代詩」「ユリイカ」「現代詩手帖」は、さまざまな特集を組み、詩の進むべき道を切り拓いていった。そうした「詩壇ジャーナリズム」の時代を生きた詩人たちは、どのようにしてみずからの詩を構築したのか。また、詩人たちの問題意識は「詩壇ジャーナリズム」にどう導かれたのか。
綿密な調査により、戦後詩から現代詩への展開を当時の社会的状況とあわせて捉え直す。
詩を研究するとはどういうことか。批評や詩論ではない、学術研究の必要性を実践した最新到達点!
目次
はじめに
第I部 近代詩人とメディア
第一章 宮沢賢治と『アラビアンナイト』―『春と修羅』収録詩篇を中心に―
一、「電線工夫」の改変
二、『アラビアンナイト』と日本近代文学者たち
三、宮沢賢治はどのテキストで『アラビアンナイト』に触れたか
四、「電線工夫」と『新訳アラビヤンナイト』
五、「屈折率」と「アラヂンと不思議なランプ」
第二章 中原中也と安原喜弘
―一九三五年四月二九日付書簡をめぐって―
一、中原中也の書簡
二、書簡の言葉は誰に向けられているのか
三、「薔薇」に籠められたメッセージ
第II部 戦後詩から現代詩へ
第一章 「荒地」というエコールの形成と鮎川信夫「現代詩とは何か」
一、「現代詩」の「現代」性とは何か
二、「現代詩とは何か」がもたらしたもの
三、「荒地」というエコールの形成
第二章 近代詩人の死と空虚―鮎川信夫「死んだ男」の「ぼく」と「M」をめぐって―
一、「すべての始まり」としての「死んだ男」
二、「遺言執行人」と「ぼく」の抱える空虚
三、「内なる人」と「外なる私」の「二重性」
第三章 谷川俊太郎の登場、その同時代の反応と評価
―『二十億光年の孤独』刊行のころまでの伝記的事項をたどりつつ―
一、『二十億光年の孤独』の登場
二、受験雑誌への投稿
三、「文學界」への掲載と「詩学」の反応
四、一九五一?五二年の雑誌掲載
五、出発期の谷川が詩の世界に与えた影響
第四章 谷川俊太郎『二十億光年の孤独』が「宇宙的」な詩集になるまで
一、『二十億光年の孤独』は「宇宙的」な詩集か
二、谷川と宇宙の結びつき
三、『二十億光年の孤独』における宇宙関連語
四、初期詩篇ノートから
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 花鳥社
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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