保育のいとなみを支える「実践的知恵」 子どもとの“弱くて強い”日々のための専門性
発売日:2025年2月
- ページ数
- 242p
- ISBN
- 978-4-7503-5877-2
- 著者情報
- 及川 智博(オイカワ トモヒロ)
文教大学教育学部発達教育課程幼児心理教育専修講師。北海道大学大学院教育学院博士後期課程修了。博士(教育学)。日本学術振興会特別研究員(DC2)、名寄市立大学保健福祉学部社会保育学科講師を経て、2024年4月より現職
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商品説明
不確実性をともなう保育という営みにおいて、子どもたちとの共同生活は「課題の連鎖性」を特質とする。そして、その物語の展開に寄り添う「生活の共同生成」を保育者の専門性と措定し、専門家として把握する。「技術知」を明るみにすることに長けた問題解決の方法論と距離を置き、「実践的知恵」を把握することが可能な新たな方法論を提案する一冊。
目次
はじめに
序章 「できない」からはじめる保育者研究
第1節 経済的合理性から距離を置いた保育者の専門性理解へ向けて――本書の背景
第2節 保育を支えるのは「できない」ことを知るあなたしかいない――本書の目的
第3節 本書の構成
第1章 保育のいとなみを支える「実践的知恵」の探求へ向けて――問題の所在
第1節 ゆらぎ続けてきた保育者の専門性
1.科学的エビデンスの導入がもたらした専門性のゆらぎ
2.ガイドラインの改訂がもたらした専門性のゆらぎ
第2節 保育のいとなみを支える専門家とは何者か?――実践知研究におけるアプローチの対立
1.専門家とは現場の問題を解決できる思考を有する者である――認知的アプローチ
2.専門家とは状況や文脈に合わせて援助を生み出せる者である――状況的アプローチ
第3節 保育者とは問題を解決する人か?――アプローチ間の対立を超えるために
1.専門性の探求を支えてきた「実践知」概念の出自
2.問題への対応ありきで人々の営為をとらえる「問題解決」思考の不自然さ
3.なぜ保育者研究は「生活」から遊離するのか?――省察論を援用した研究デザインのクリティークから
4.保育は子どもと保育者がともにまだ見ぬ「生活」を編む場である――保育カリキュラム研究からの宿題
第4節 保育者の実践知を構成する2つの「知」
1.力量「技術知」と場への構え「実践的知恵」
2.実践的知恵は「子どもを変えることはできない」という思慮に宿る
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 明石書店
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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