児童養護施設の労働問題 子ども・職員双方の人権保障のために
発売日:2025年2月
- ページ数
- 324p
- ISBN
- 978-4-623-09857-6
- 著者情報
- 堀場 純矢(ホリバ ジュンヤ)
1975年、愛知県生まれ。2012年、金沢大学大学院人間社会環境研究科博士後期課程修了。博士(学術)、社会福祉士。全国児童養護問題研究会編集部長、『社会的養護研究』編集委員長。児童養護施設の児童指導員、中京女子大学(現・至学館大学)専任講師などを経て、日本福祉大学社会福祉学部教授、放送大学客員教授
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商品説明
全国各地の児童養護施設へのアンケート・インタビュー調査から、施設職員の労働条件・労働環境を健康状態・ストレスと関連づけて分析。その上で、労働組合など労働環境改善のための取り組みがもたらす効果の検証を踏まえた政策課題を提示する。また、労働環境改善のための取り組みが子どもの人権保障につながることを実証するとともに、同僚・上司等の職員や子どもとの関係が及ぼす影響も考察。施設職員の労働問題を解決・緩和するためには、個々の施設の自助努力だけではなく、労働組合への組織化と国・自治体に対する社会運動が必要なことを浮き彫りにした一冊。
全国各地の児童養護施設へのアンケート・インタビュー調査から、施設職員の労働条件・労働環境を健康状態・ストレスと関連づけて分析。その上で、労働組合など労働環境改善のための取り組みがもたらす効果の検証を踏まえた政策課題を提示する。また、労働環境改善のための取り組みが子どもの人権保障につながることを実証するとともに、同僚・上司等の職員や子どもとの関係が及ぼす影響も考察。施設職員の労働問題を解決・緩和するためには、個々の施設の自助努力だけではなく、労働組合への組織化と国・自治体に対する社会運動が必要なことを浮き彫りにした一冊。
目次
はじめに
序 章 施設職員を「労働者」としてみる
1 労働問題研究の背景と目的
2 労働問題研究の視点と枠組み
3 労働問題研究の対象と方法
4 本研究の課題と構成
第I部 先行研究と労働問題の歴史
第1章 施設職員に関する先行研究の分析
1 社会福祉労働に関する先行研究
2 労働条件・労働環境
3 健康状態とストレス
4 支えになったものと仕事のやりがい
5 小規模化の影響
6 研修体制
7 働き続けられる環境づくり
8 労働組合の役割
9 国・自治体の役割
10 先行研究の意義と課題
第2章 児童養護施設における労働問題の歴史――1945〜2024年
1 戦争孤児の保護と児童養護施設の設立――1945〜1953年
2 労働運動の高揚と制度の改善――1954〜1972年
3 労働運動の停滞と労働時間短縮問題――1973〜1994年
4 社会福祉の市場化と施設内虐待・労働争議の続発――1995〜2010年
5 小規模化・地域分散化の推進――2011〜2019年
6 コロナ禍と地域分散化の影響――2020〜2024年
7 歴史区分ごとの労働問題の共通性と特徴
第II部 施設職員の労働条件
第3章 基本属性・施設の形態・就業の条件・職種等
1 基本属性
2 施設の形態・就業の条件・職種等
3 基本属性等からみた職員の状況と意識
第4章 給与体系
1 年 収
2 賞与の有無と支給月数
3 昇給の有無と額
4 職員の賃金
第5章 労働条件
1 有給休暇の有無と取得日数
2 週当たりの実労働時間
3 月当たりの超過勤務手当の支給時間数
4 宿直の回数
5 職員の労働条件
第III部 施設職員の健康状態と人間関係
ほか
商品詳細
- シリーズ名
- MINERVA社会福祉叢書 71
- 出版社名
- ミネルヴァ書房
- サイズ
- 22cm
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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