流動する中国社会 疎外と連帯

鄭浩瀾/編著

発売日:2025年3月

  • 流動する中国社会 疎外と連帯
  • 流動する中国社会 疎外と連帯
ページ数
339p
ISBN
978-4-7664-3022-6
著者情報
鄭 浩瀾(テイ コウラン)
慶應義塾大学総合政策学部准教授

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商品説明

・国家と社会、社会と個人、その見えざる緊張関係に迫る。
・20世紀中国の複雑な躍動を解き明かす。

国家と社会の相互作用に焦点を当てながら、20 世紀中国を舞台に、国家権力と土着的な社会連帯が織りなす複雑な関係性を描き出す。政治・経済、信仰やアイデンティティなどにおける「疎外と連帯」を学際的視点から分析し、多様で流動的な中国社会の本質に迫る一冊。

・国家と社会、社会と個人、その見えざる緊張関係に迫る。
・20世紀中国の複雑な躍動を解き明かす。

国家と社会の相互作用に焦点を当てながら、20 世紀中国を舞台に、国家権力と土着的な社会連帯が織りなす複雑な関係性を描き出す。政治・経済、信仰やアイデンティティなどにおける「疎外と連帯」を学際的視点から分析し、多様で流動的な中国社会の本質に迫る一冊。

目次

序章 (鄭浩瀾)


第一部 何を包摂し、何を疎外したのか
国家レベルでいかなる「政治的連帯」が作られ、その背後で何が疎外されたのかを考察する。

第1章 人民民主独裁体制における労働者の連帯と疎外(小嶋華津子 慶應義塾大学教授)
「労働者階級」という「政治的連帯」に注目し、毛沢東時代から今日に至る労働者統治の実態は、「人民民主独裁」という共産党の統治理念とは裏腹に、幹部の特権化や労働者内部の対立など、労働者の疎外を伴うものであったことを指摘する。

第2章 人民をつくる――人民代表大会の代表とは誰か(加茂具樹 慶應義塾大学教授)
人民代表という「政治的連帯」に焦点を当て、共産党の統治における人民代表の政治的役割を理論的かつ実証的に考察する。

第3章 文化大革命の派閥抗争とは何だったのか(谷川真一 神戸大学教授)
支配階級である人民とその敵との闘争―いわゆる階級闘争―とは、いかなるものだったのか。文化大革命の派閥闘争を考察する。

第4章 中国社会の逸脱と管理――改革開放後の社会統制を中心に(金野純 学習院女子大学教授)
「人民」か「敵」か、その判断基準は曖昧であり、国家によって「敵」として疎外されたのは、おおむね「あるべき」秩序の逸脱者や国家の脅威と認定された者だった。本章では国家が「敵」を疎外することを通して行った社会統制について考察する。

第5章 近代中国リベラリズムからみる疎外と連帯(中村元哉 東京大学教授)
「疎外」された者に目を移すと、その内実は多様かつ複雑なものであり、状況に応じて変容してきた。この点に注目して、中国における近代リベラリズム思想の系譜を歴史的に考察する。

ほか

商品詳細

シリーズ名
東アジア研究所講座
出版社名
慶應義塾大学東アジア研究所
サイズ
19cm
対象年齢
一般
フォーマット
単行本

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