不平等・所得格差の経済学 ケネー、アダム・スミスからピケティまで
発売日:2025年2月
- ページ数
- 392p
- ISBN
- 978-4-7503-5874-1
- 著者情報
- ミラノヴィッチ,ブランコ(ミラノヴィッチ,ブランコ)(Milanovic,Branko)
ルクセンブルク所得研究センター上級研究員、ニューヨーク市立大学大学院センター客員大学院教授。世界銀行の主任エコノミストを20年間務める。所得分配、不平等、グローバリゼーションについての研究を行う
立木 勝(タチキ マサル)
1959年生まれ。公立学校教員を経て翻訳家
梶谷 懐(カジタニ カイ)
1970年生まれ。2001年、神戸大学大学院経済学研究科より博士号取得。神戸学院大学経済学部講師、助教授、神戸大学大学院経済学研究科准教授などを経て、神戸大学大学院経済学研究科教授。専門は現代中国の財政・金融。著書に『現代中国の財政金融システム―グローバル化と中央‐地方関係の経済学』(名古屋大学出版会、2011年、大平正芳記念賞受賞)などがある
セブン-イレブン受取り(送料無料)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
宅配(送料¥550税込)
発送目安
発売日(発売日以降は当日)~2日で発送
交通状況・天候の影響や注文が集中した場合等、お届けにお時間をいただく場合がございます。
商品説明
経済学者たちは、所得の不平等をどのように説明してきたか?グローバルな不平等研究の第一人者ミラノヴィッチが、経済学の歴史を俯瞰し、ケネー、A・スミス、リカード、マルクス、パレート、クズネッツ、そして21世紀のピケティまで、所得不平等に関する代表的な理論を概括し、今後の格差是正について探る。
高名な経済学者である著者が、経済的不平等・所得格差の思想について、過去2世紀以上にわたる進化をたどる。ケネー、アダム・スミス、マルクスからピケティに至る経済学者たちの考え方を概括し、歴史的視点による今日の不平等の捉え方を問う重要な著作。
目次
プロローグ
第1章 フランソワ・ケネー――「豊かな農業王国」の社会階級
ケネーの時代のフランスの不平等
社会階級とその収入源
剰余の重要性
第2章 アダム・スミス――「豊かさへの道筋」と暗示的な所得分配理論
アダム・スミスの時代のイングランドおよびスコットランドの不平等
スミス、リカード、マルクスにおける社会階級
繁栄する社会とは
『道徳感情論』と『国富論』での富裕層への態度
富者の所得の正当性を疑う
社会が発展するなかでの賃金、地代、資本収益
進歩した社会の実質賃金と相対賃金
暗示的な所得分配理論と資本家への不信
結論
第3章 デヴィッド・リカード――平等と効率のトレードオフは存在しない
ナポレオン戦争時のイングランドの所得不平等
所得分配と経済成長
賃金、利潤、地代の進化
階級闘争
リカードの「思わぬプレゼント」
第4章 カール・マルクス――利潤率は下がっても労働所得への圧力は変わらない
カール・マルクスの時代のイギリスおよびドイツの富と所得の不平等
下準備――マルクス主義の鍵となる概念を整理する
階級構造
労働と賃金
資本と利潤率の傾向的低下
不平等の進化についてのマルクスの大局的な見方――ふつうに思われているより明るい
パレートへ、そして個人間の所得不平等へ
補論――グラッドストーン引用騒動
第5章 ヴィルフレド・パレート――階級から個人へ
20世紀初め頃のフランスの不平等
パレートの法則と社会主義に適用された「エリートの周流」
パレートの法則か、パレートの「法則」か、それともそもそも法則ではないのか
パレートの貢献
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 明石書店
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
- 原題
- 原タイトル:VISIONS OF INEQUALITY
注意事項
- 本の帯に関して
- 帯つきでの出荷はお約束しておりません。
商品ページに、帯のみに付与される特典物等の表記がある場合でも、確実に帯つきでの出荷はお約束しておりません。
また、帯は商品の一部ではなく「広告扱い」のため、帯の有無・破損による交換や返品は承っておりません。 - 版・表紙について
- 版・表紙(カバー)のご指定は承っておりません。ご注文いただくタイミングによっては、お届けする商品の版や表紙が商品ページ上のものとは異なる場合がございます。
また、初版にのみにお付けしている特典(初回特典、初回仕様特典)がある商品は、商品ページに特典の表記がされている場合でも、無くなり次第終了となります。