スピリチュアリズムの時代1847-1903
発売日:2025年3月
- ページ数
- 804p
- ISBN
- 978-4-314-01207-2
- 著者情報
- 伊泉 龍一(イズミ リュウイチ)
占い・精神世界研究家。翻訳家
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商品説明
戸惑う人々。科学者間の論争。未解明の謎。源流となる18世紀のスウェーデンボルグやメスメリズムに遡りつつ、ムーヴメントが隆盛を極めた時代の記録から、背景にあった社会思想や文化的意義を踏まえて考察する。人々を熱狂させた社会現象に迫る近代スピリチュアリズム研究の決定版。
人々を熱狂させた社会現象に迫る
近代スピリチュアリズム研究の決定版
19世紀半ばのアメリカに出現し、興隆を見せたスピリチュアル・ムーヴメントとはいったい何だったのか。ことの発端は1847年、ニューヨーク州の外れの小さな村で聞こえてきた不可解な音と、『自然の原理』という奇書の誕生だった。
「心霊主義」とも訳されるこのムーヴメントは、19世紀後半の英米圏で、産業革命がもたらした労働環境の悪化などに対する社会改革運動やキリスト教の退潮を後ろ盾に大きな流れになり、ウォレス、ダーウィン、ハクスリー、ファラデー、ティンダル、クルックス、シジウィック、ジェイムズ、パースら、第一線で活躍していた学者たちも巻き込んでいった。
源流となる18世紀のスウェーデンボルグやメスメリズムに遡りつつ、ムーヴメントが隆盛を極めた1847年から1903年までの資料から、“見えない力”や“霊的なるもの”に翻弄された人々の記録を辿りながら、その背景にあった社会思想や文化的意義を踏まえて考察する。
【厖大な資料をもとにムーヴメントの興亡を克明に描き出した比類なき大著、待望の刊行!】
目次
【目次】
《第1部 スピリチュアリズムの台頭》
第1章 源流――メスメリズムからアンドルー・ジャクソン・デイヴィスまで
メスメルと動物磁気/ピュイゼギュールと磁気睡眠/メスメリズムの神秘主義化/アメリカに進出するメスメリズム/フレノメスメリズム/新たな啓示/アメリカのスウェーデンボルグ主義/医学的透視能力/啓示に至る四段階/超自然的なソースなのか?/霊的権威をめぐる問題
第2章 ムーヴメントのはじまり――フォックス姉妹による霊との交信
フォックス家から報告された不可解な騒音/交霊会のはじまり/リフォーマーたちに広まる霊との交信/公共の場での交霊会へ/ニューヨークのセレブリティとなったフォックス姉妹/ラップ音の調査とトリックの暴露/続々と現れるミディアムとムーヴメントの広がり/交霊会と女性の役割/食いちがう霊たちからのメッセージ
第3章 社会改革運動の夢――霊的テクノロジーから霊的社会主義のユートピアまで
フェルプス家での霊現象/霊の言語の解読/「電気」と「磁気」と霊現象/ミディアムになった博愛主義者/ヒーラーとしての目覚め/第三の時代を告げる預言者へ/電気の幼子/霊的社会主義のユートピア/スピリチュアリズムと社会改革/女性トランス・ミディアムと「女らしさ」の規範
第4章 エンターテインメント化する交霊会――霊のキャビネットから空中浮遊まで
クーンズ家の「霊の部屋」でのコンサート/ロープ抜け/霊のキャビネット/奇術疑惑/ミディアムと奇術師のあいだ/ペレット・リーディングとダーモグラフィー/ダニエル・ダングラス・ヒューム登場/事実を敬愛し名誉棄損を憎む/スラッジ氏/一八六〇年代アメリカン・インヴェイジョン/イギリス産スピリチュアリズムのはじまり
ほか
商品詳細
- 出版社名
- 紀伊國屋書店
- サイズ
- 22cm
- 対象年齢
- 一般
- フォーマット
- 単行本
注意事項
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