精神医学ソーシャルワーカーの「かかわり」論 長期入院精神障害者の退院支援における関係を問う

國重智宏/著

発売日:2025年2月

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ページ数
217p
ISBN
978-4-7503-5876-5
著者情報
國重 智宏(クニシゲ トモヒロ)
帝京平成大学人文社会学部准教授/博士(社会福祉学[東洋大学大学院])。上智大学を卒業後、精神科病院PSWや東京都退院促進コーディネーターなどとして長期入院者の退院支援などに従事した。現場実践を行いながら上智大学大学院にて修士(社会福祉学)の学位を取得した。その後、教育機関に移り、精神保健福祉士養成教育を担うとともにPSWの「かかわり」と長期入院者の退院支援に関する研究を続けている

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商品説明

本書は、長期入院精神障害者の退院支援における相談支援専門員の「かかわり」を混合研究法で検証する実証研究である。退院が進まない背景にある援助者の先入観や構造的課題を踏まえ、「かかわり」の要素とプロセスを解明し、実践指針を提案する。

目次

序章 なぜ長期入院精神障害者の退院支援において「かかわり」が求められるのか
 第1節 研究の背景
 第2節 研究目的
 第3節 用語の整理
  1.「かかわり」とは――関係に関する概念との比較
  2.精神医学ソーシャルワーカー、精神保健福祉士、相談支援専門員
  3.退院支援
 第4節 研究の概要と方法

第1章 長期入院精神障害者の抱える困難とPSWによる退院支援の歴史的課題
 第1節 長期入院精神障害者の抱える困難
 第2節 精神病院への収容政策の展開とPSW
  1.PSWの誕生と精神病院における収容政策の始まり
  2.収容政策の裏返しとして始まった社会復帰活動の拡がり
  3.PSW協会の混乱からみえてきた長期入院問題
  4.精神病院での社会復帰活動に行き詰まりを感じたPSWによる地域活動
 第3節 PSWによる人権回復への取り組み
  1.報徳会宇都宮病院事件と社会復帰施設の誕生
  2.精神病院における退院援助の難しさ
  3.大和川病院事件と退院促進事業の始まり
 第4節 長期入院精神障害者の退院支援を巡る問題の所在
  1.退院促進事業の課題と地域移行支援事業の展開
  2.精神科病院における退院支援の限界――業務に縛られる精神保健福祉士
  3.全面的な生活支援を軸とした先進的な地域実践
 第5節 退院支援の限界と全面的な生活支援の必要性

ほか

商品詳細

出版社名
明石書店
サイズ
22cm
フォーマット
単行本

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